［オタワ　２１日　ロイター］ - カナダ中銀は、政策金利を０．５０％に据え置いた。同時に公表した経済見通しでは成長予想を下方修正したが、景気は原油安ショックから立ち直りつつあるとして、追加利下げは見送った。

［ヴォルフスブルク（ドイツ）　２１日　ロイター］ - フォルクスワーゲン（ＶＷ）の排ガス不正問題で、ミュラー最高経営責任者（ＣＥＯ）は２１日、自動車の販売にマイナスの影響が出れば、引当金の６５億ユーロ（７４億ドル）を増やす必要に迫られる可能性を示した。

［２１日　ロイター］ - ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）製造の米ウエスタン・デジタルは、半導体メモリー大手の米サンディスクを約１９０億ドルで買収すると発表した。スマートフォンなどに搭載されるフラッシュメモリーストレージ事業を強化する狙いがある。

［パリ／東京　２０日　ロイター］ - フランス政府がルノーの経営への影響力を強めようとしている問題で、日本政府も慎重ながら仏政府の動きに一定の理解を示していたことが分かった。複数の関係筋が明らかにした。

［フランクフルト　２１日　ロイター］ - 独フォルクスワーゲン（ＶＷ）の広報担当は、欧州連合（ＥＵ）内で、排ガス試験の不正操作に絡むソフトウエアを搭載した新型ディーゼル車の販売を中止したと明らかにした。

［ロンドン　２１日　ロイター］ - スイス金融大手クレディ・スイスのティージャン・ティアム最高経営責任者（ＣＥＯ）は、コスト高を理由に、２０００人近い人員をロンドンから別の場所に移管することを検討していると明らかにした。

［デトロイト　２１日　ロイター］ - 米自動車大手、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）が発表した第３・四半期決算は、諸費用前の利益が記録的水準に達し、市場予想を大きく上回った。北米で堅調なトラック需要を集めたほか、中国の利益率改善が、売り上げの減少を補った。

［ニューヨーク　２０日　ロイター］ - 米株式市場では一般消費財株が絶好調を保ったまま決算シーズンを迎えた。３週連続で値上がりし、業種別で年初来のパフォーマンスが最良な上、業績見通しが最も明るい。

［東京　２１日］ - 夏場以降、中国経済への懸念や米国の早期利上げ観測などが新興国経済を中心に不安の連鎖を招き、国際金融市場の動揺へとつながった。こうしたなか、為替市場はリスク許容度を注視する状況となり、世界の株式市場に振り回される局面が多くみられた。

［ブリュッセル　２０日　ロイター］ - キャメロン英首相は１１月初め、欧州連合（ＥＵ）に対して加盟条件の変更を要請する。それは英国のＥＵ残留の是非を問う国民投票に向けた交渉の幕開けとなる。