［東京　８日］ - 米国の企業マインドに変調が見られる。米９月ＩＳＭ非製造業景気指数は５６．９と前月の５９．０から低下し市場予想も下回った。確かに同指数は２００５年以来の高水準からの反転であり、まだ深刻視する段階にはないが、心配なのがＩＳＭ製造業景気指数の悪化ぶりだ。

［パリ　８日　ロイター］ - 経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が８日発表した８月の景気先行指数（ＣＬＩ）では、世界の主要国の大半で成長が鈍化し、なかでも中国の失速ぶりが鮮明となった。一方、フランスとイタリアの経済は上向き、ユーロ圏全体では前月から横ばいを確保した。インド経済も改善を示した。

［東京　８日　ロイター］ - ファーストリテイリング は８日、２０１６年８月期（ＩＦＲＳ：国際会計基準）は２ケタの増収増益を継続するとの見通しを発表した。連結営業利益は前年比２１．６％増の２０００億円を計画。積極的に拡大している海外ユニクロ事業がけん引し、営業最高益を更新する見込み。

［ワシントン　８日　ロイター］ - ルー米財務長官は、連邦債務の法定上限（１８兆ドル）引き上げのための措置を急ぐよう連邦議会に要請した。一方で、オバマ政権が期限延長の代わりに「受け入れがたい」政治公約を引き出させることはないだろうとの見方も示した。

［東京　８日　ロイター］ - 林幹雄経産相は８日、報道各社とのインタビューで、出光興産と昭和シェル石油の統合で４社体制となった石油元売り業界の更なる再編について「必要ないと言うことではない」と述べた。

［６日　ロイター］ - 「賢い不正」の時代へようこそ──。まずは、巧妙な排ガス規制逃れを企てた独フォルクスワーゲン（ＶＷ）の黒幕たちに賛辞を贈るべきだろう。

［東京　８日　ロイター］ - トヨタ自動車は８日、１０月下旬に開幕する東京モーターショーで、水素で走る燃料電池車（ＦＣＶ）のコンセプトカー、「トヨタＦＣＶプラス」を世界で初めて公開すると発表した。昨年１２月に発売した世界初の量産型ＦＣＶ「ミライ」のさらなる未来の姿を描いた。

［ワシントン　７日　ロイター］ - ２０１６年米大統領選の民主党有力候補であるヒラリー・クリントン前国務長官は、金融業界の不正行為に対する包括的な措置を８日に公表する。ロイターが７日、対策の骨子を入手した。

［香港　７日　ロイター　BREAKINGVIEWS］ - 韓国サムスン電子は米アップルの好敵手なのかもしれないが、実際には見れば見るほど米半導体大手インテルに似ている。

［ソウル　８日　ロイター］ - ロッテ・グループ創業者の重光武雄氏が、次男であるロッテホールディングス（ＨＤ）の重光昭夫最高経営責任者（ＣＥＯ）と取締役会により解任されたとして訴えている問題で、武雄氏の長男である宏之氏が武雄氏の代理人を務めることを明らかにした。