マリのホテル襲撃で最低27人死亡、アルカイダ系組織が犯行声明 News

マリのホテル襲撃で最低27人死亡、アルカイダ系組織が犯行声明

[バマコ 20日 ロイター] - 西アフリカのマリの首都バマコで20日、武装集団が高級ホテルを襲撃し、170人を人質にとって立てこもった。その後、治安部隊が突入し、国連当局者によると少なくとも27人が死亡したほか、武装グループの2人が殺害された。この事件でアルカイダ系武装組織「アルムラビトゥン」が犯行声明を出した。

インフレ回復へ行動の用意、QEは調整可能=ECB総裁 News

インフレ回復へ行動の用意、QEは調整可能=ECB総裁

[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は20日、資産買い入れプログラムと中銀預金金利の調整を利用可能なツールとして指摘し、インフレ率を押し上げるために早急に措置を講じる用意があることを示唆した。フランクフルトで開催された会合で講演した。

<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>パリのテロと9.11、為替への影響はどう違う?</i> パリティ割れまでユーロ安はまだ進む! ブログ

<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>パリのテロと9.11、為替への影響はどう違う?</i> パリティ割れまでユーロ安はまだ進む!

■パリで起きたテロに金融市場が冷静に反応 パリのテロでリスクオフの動きは広がらなかったが、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公開された後、逆に米ドル/円は反落した。相場は、「理外の理」と言われるから、今さら驚くものではなかろう。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 もっとも、「フランス版9.11」と言われる今回のパリのテロに、金融市場が学習機能を働かせて、冷静に反応していること自体、納得できるところが多い。

 まず、たしかに犠牲者の人数は多かったが、9.11に匹敵するほど金融、経済にたちまち大きなダメージを与えたかというと、そうではないといった判断ができる。

 次に、もしも、テロにより景気が悪化する兆しがあれば、すでにQE拡大や、さらなる利下げの余地を表明したECB(欧州中央銀行)が早期に行動するといった可能性も浮上する。これがユーロ安に作用する上、株式市場の支えになる。

 結局、リスクオフかどうかは株式市場次第だが、こういった思惑があったのか、テロ以降、フランス株式市場をはじめ、EU(欧州連合)の株式市場は総じて堅調に推移してきた。

仏CAC40指数 1時間足(出所:CQG)

 従って、リスクオフの円買いにつながらなかったことも自然の成り行きで、ユーロ安にのみ反応したこともよく納得できる。基軸通貨ではないユーロが、ECBの政策以外で、自身の悲劇から「恩恵」を受けるとは考えにくいからだ。

■ユーロ安が続く公算が大きい理由は? こういった話は、9.11後の米ドルのパフォーマンスと比較しないとわからない。2001年の9.11当日、ドルインデックスは1.6%安を記録したが、その後反発し、2002年1月まで上昇した。

 言ってみれば、少なくとも3~4カ月間、米ドルは、真のリスク回避先とみなされ、テロを受けたにも関わらず、こういったパフォーマンスを発揮できたのだ。これは、米ドルが、他ならぬ基軸通貨だからこそ持つ力の表れだ。

 当然のように、ユーロは基軸通貨ではないから、こういった力を持たない。テロ事件やこれからのリスクを考えると、ユーロは安全資産どころか、リスク資産に転落したと言えるだろう。

 ゆえに、ユーロ安が続く公算が大きいとみる。

ユーロVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロVS世界の通貨 日足)

■ユーロ/米ドルのリバウンド余地は大きくなさそうだ 一方、FOMC議事録が発表されたあと、ユーロ/米ドルの切り返しが見られたように、目先、米ドル高のスピード調整は見られる。

 そもそも、FOMC議事録がタカ派だったのに、なぜこのような値動きになったのか? その見方は十人十色だ。

 テクニカル的なスピード調整といった見方がもっとも多い。

 米ドル高トレンドがはっきりしている場合、統計上の確率として、ユーロ/米ドルのリバウンドは2~3日の取引日しか続かず、また、値幅も150pips程度に留まることが多い。

 今回もそれが当てはまるのであれば、目先、ユーロ/米ドルのリバウンド余地は、そう大きくなかろう。ドルインデックスが100の心理的な大台に接近する中、スピード調整自体が、より大きなモメンタムにつながるといった思惑もある。

ドルインデックス 日足(出所:CQG)

 もう1つの見方は、市場焦点が…
パリ型攻撃、米国で確かな脅威ない=FBI長官 News

パリ型攻撃、米国で確かな脅威ない=FBI長官

[ワシントン 19日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は19日、パリ同時多発攻撃で犯行声明を出した過激派組織「イスラム国」が米国内での攻撃を予告したことに関連し、類似の攻撃が米国で発生する確かな脅威はないとの見解を示した。

前場の日経平均は4日ぶり反落、円高進行で一時140円超安 News

前場の日経平均は4日ぶり反落、円高進行で一時140円超安

[東京 20日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比103円83銭安の1万9755円98銭となり、4日ぶりの反落となった。ドル安/円高の進行を背景に、自動車や電機関連株が軟調に推移。不動産や金融セクターもさえない。前日比で一時140円超の下げとなった。

農産品輸出1兆円、前倒したい=甘利経済再生相 News

農産品輸出1兆円、前倒したい=甘利経済再生相

[東京 20日 ロイター] - 甘利明経済再生担当相は20日の閣議後会見で、環太平洋連携協定(TPP)大筋合意を受け、農産品輸出を「2020年に年間1兆円に増やすとの目標を前倒していく。与党・政府一体となって取り組んでいきたい」と述べた。