
この記事の要点
- カルダノ財団がADAのx402公式SDK統合を発表
- AIエージェント決済がソラナ・XRPLに続きカルダノへ拡大
まずはカルダノ(ADA)を詳しく
x402にADA追加、1リクエストでAPI決済
カルダノ財団は2026年9月21日、公式X(旧Twitter)で、カルダノ(ADA)がオープンHTTP決済規格「x402」の公式SDKに統合されたと発表しました。
x402はCoinbaseが開発し、現在はLinux Foundationが管理するオープンな決済規格で、HTTPの「402 Payment Required」を実際の支払い処理に利用しています。
カルダノの統合により、アプリケーションやAIエージェントは、ADAやカルダノネイティブトークン(CNT)を使い、1回のWebリクエストでAPIの利用料を支払えるようになると同財団は説明しています。
支払いにはアカウント登録やAPIキー、決済ページを必要とせず、すでにx402を導入しているサービスでもカルダノを決済手段として有効化できるとしています。
JUST IN: Cardano is now part of the official x402 SDK.
— Cardano Foundation (@Cardano_CF) September 21, 2026
Any app or AI agent can pay for an API call in $ADA or any CNT over a web request. No account, no API key, no checkout page.
Every service already on x402 can switch Cardano on.
The agent economy just got a Cardano rail. pic.twitter.com/SWZHczf9oC
速報:カルダノ(ADA)が公式の「x402 SDK」に対応しました。
これにより、アプリやAIエージェントはWebリクエストを通じて、ADAやカルダノ上のCNTを使ってAPIの利用料金を直接支払えるようになります。アカウントやAPIキー、決済ページなどを用意する必要はありません。
すでにx402を導入しているサービスも、カルダノによる決済に対応できます。
AIエージェントが自らサービスを利用し、その場で支払いまで行う「エージェントエコノミー」に、カルダノが新たな決済手段として加わります。
3コンポーネント構築でx402 SDKに統合
3か月のレビューを経てマージ
カルダノ向けの実装は2026年6月1日、x402の公式リポジトリへ提出され、カルダノ財団のエンジニアらが約3か月にわたって開発とレビューを進めました。
開発ではクライアント、サーバー、ファシリテーターの3つのコンポーネントが構築され、AIエージェント向けネットワークのMasumiもトランスファー方式として追加されました。
プルリクエストは108件のコミットを重ねた後、2026年9月9日にマージされ、Cardano向けの実装がx402の公式SDKに組み込まれています。
GitHubでデモとファシリテーターを公開
公式SDKへの統合後、Cardano向けのnpmパッケージ「@x402/cardano」が公開されました。
カルダノ財団はあわせて、動作確認用のデモアプリケーションと、決済処理を担うファシリテーターがGitHub上でオープンソースとして公開されていることも明らかにしています。
同財団によると、対応言語はまずTypeScriptから始まり、Pythonも次に追加する予定となっています。
AI決済標準「x402」始動
x402決済、ソラナとXRPLに続きADAも対応
x402をめぐっては、Linux財団が2026年4月に標準化組織「x402財団」の設立を発表し、同年7月に正式な運営を開始しました。
同組織にはVisa、Mastercard、American Express、Stripe、Google、AWS、コインベース、ソラナ財団などが参加しており、カルダノ財団もアソシエイトメンバーとして名を連ねています。
ブロックチェーン側ではソラナが早い段階からx402を採用しているほか、リップルが2026年6月に公開したXRP Ledger(XRPL)の「AI Starter Kit」でも、t54による実装を通じてXRPやRLUSDを使ったx402決済に対応しています。
こうした複数チェーンへの展開が進むなか、今回のCardano統合で、x402のAIエージェント向け決済にADAやCNTという新たな選択肢が加わりました。
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Source:カルダノ財団X投稿
サムネイル:AIによる生成画像
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