
Standard Chartered香港がHKDAP初の銀行ディストリビューターに
英銀行大手スタンダードチャータード(Standard Chartered)の香港法人が、香港ドル裏付けステーブルコイン「HKDAP」の認定ディストリビューターとなった初の銀行であると8月24日に発表した。
HKDAPは、香港で規制下にある初の香港ドル裏付けステーブルコインで、アンカーポイントフィナンシャル(Anchorpoint Financial:以下、アンカーポイント)が発行する。アンカーポイントは同行の子会社で、同行とHKT、アニモカブランズ(Animoca Brands)が設立した合弁会社だ。
同行は現在、適格な機関顧客やパートナーと連携し、HKDAPを各社の事業活動に組み込む取り組みを進めている。また今後数カ月で、複数の商用ユースケースを導入する見込みだ。
初期のユースケースには、資産運用会社と連携したトークン化マネー・マーケット・ファンド(MMF)の申込・決済、財務・流動性管理を支援するグループ内決済、越境決済が含まれる。このうち、トークン化MMFの申込・決済は2026年第4四半期に開始する予定だ。
また同行は、近く自社ネットワークでグループ内決済を試験導入する意向を示している。
なおアンカーポイントは8月12日、HKDAPの展開第1段階となるベータアクセスを開始した。
ベータアクセスでは、認定ディストリビューターが機関・法人顧客およびプロ投資家を対象に、HKDAPと法定通貨との交換サービスを提供する。同社はディストリビューターやユースケースパートナーとの連携を通じて、HKDAPを活用した商用・金融用途の拡大を進めている。
また同社は、市場環境や発行・流通・カストディなどのインフラ整備状況を条件に、早ければ2026年末のフルローンチを目指している。フルローンチ後は、個人を含む幅広いユーザーが認定ディストリビューターなどを通じてHKDAPを利用できるようになる予定だ。
なお、HKDAPとは別の取り組みとして、スタンダードチャータードとHSBCは8月19日、スウィフト(Swift)のブロックチェーン基盤を利用し、トークン化預金の相互運用性を実証する同基盤初の銀行間ライブ越境取引を完了したと発表した。スウィフトの台帳は両行間の債務の照合・ネッティングを担い、最終決済は既存システムを通じて行われた。
参考:スタンダードチャータード
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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