コインベース傘下デリビット、VARAからブローカーディーラー認可。

DeribitがVARAからブローカーディーラー認可取得

コインベース(Coinbase)傘下の暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所デリビット(Deribit)が、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの仮想資産規制当局(Virtual Assets Regulatory Authority:VARA)から、ブローカーディーラーサービスに関する認可を取得した。コインベースが8月13日に発表した。

今回の認可により、デリビットは現物取引サービスを強化する。対象となる現物取引ペアの注文をコインベースエクスチェンジ(Coinbase Exchange)へルーティングし、同取引所で執行する仕組みを段階的に導入する。顧客は従来のデリビットのプラットフォームやインターフェース、オプションを中核とするデリバティブ取引環境を引き続き利用できる。

デリビットは2025年1月から、VARAの取引所サービス・ライセンスに基づき現物取引を提供してきた。今回の認可とコインベースエクスチェンジへの接続を通じ、最終的には規制要件を満たす範囲で、同取引所に上場する数百種類の暗号資産へのアクセスを顧客に提供する計画だ。

拡充後の現物取引サービスは、リテール投資家(Retail Investor)、適格投資家(Qualified Investor)、機関投資家(Institutional Investor)の各区分を対象とする。ただし、サービスの提供可否は各地域の規制要件などに左右され、日本はデリビットの利用制限地域に含まれている。

一部の資産は今後もデリビット独自の現物注文板で執行され、同注文板はバックアップとしても維持される。また、拡充後の現物取引サービスで取得した資産は、規制当局の承認後、デリビットでのデリバティブ取引の担保として利用できるようにする計画だ。

デリビットのドバイ法人デリビットFZE(Deribit FZE)は2024年4月、VARAから現物・デリバティブ取引を対象とする取引所サービスの条件付きVASPライセンスを取得した。VARAの公開登録簿によると、同社のVASPライセンス発行日は同年11月1日となっている。

デリビットは2025年初めからグローバル本社をドバイに置き、同年1月1日に適格投資家および機関投資家向けの取引業務をデリビットFZEへ移行した。その後、コインベースが同年8月14日にデリビットの買収を完了した。

参考:コインベース
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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