
DSRVは2026年7~9月にバリデータとして参加予定
SBI XDC Network APAC(SBI XDCネットワークAPAC)と、韓国のブロックチェーンインフラ企業ディーエスアールブイ(dsrv labs:DSRV)が、レイヤー1パブリックブロックチェーン「XDC Network」を活用した日韓市場での企業向けユースケース創出に向けて連携を開始した。SBI XDCが7月13日に発表した。
今回の連携では、XDC Networkを活用した企業向けソリューションの検討に加え、貿易金融やサプライチェーン領域での活用機会を探索する。また、デジタルアセット(デジタル資産)およびトークン化技術の活用可能性も検証する。
さらに両社は、日本と韓国の企業間連携や導入支援モデルを検討し、XDC Networkのエコシステム拡大に向けた共同施策を企画する。なお今回の発表では、具体的なサービス内容や導入企業、提供時期は明らかにされていない。
DSRVは、バリデータ運用やデジタルアセット関連サービスに関する知見を持つ企業だ。韓国金融情報分析院(Korea Financial Intelligence Unit:KoFIU)に暗号資産サービスプロバイダー(VASP)として登録されている。
同社は70以上のブロックチェーンネットワークにノードを展開し、機関投資家向けカストディ(保管・管理)サービスやステーブルコイン決済ソリューションを提供している。
またDSRVは、2026年度第2四半期(2026年7~9月)をめどに、XDC Networkのバリデータ(取引の検証などを担う参加者)としてネットワーク運営に加わる予定だ。インフラ運営とエコシステム発展の両面でXDC Networkとの連携を深める。
XDC Networkは、パブリック型とプライベート型の特性を組み合わせ、貿易金融や企業利用を想定して設計されたレイヤー1ブロックチェーンだ。オープンソースのスマートコントラクト基盤として、貿易金融やサプライチェーン、クロスボーダー決済などに利用されている。
SBI XDCは、SBIホールディングスと、XDC Networkを展開するトレードフィネックス・テック(TradeFinex Tech)が2023年12月に設立した合弁会社だ。APAC(アジア太平洋)地域でXDC Networkの普及と事業開発を進め、同チェーンを活用した貿易金融や企業間決済の効率化に取り組んでいる。
なおDSRVによるSBIグループとの連携は、今回が初めてではない。DSRVは今年2月、SBIリップルアジア(SBI Ripple Asia)と、日韓市場の送金・決済分野におけるブロックチェーン技術活用の共同研究を開始している。両社は、送金・決済に用いる基盤として「XRPレジャー(XRP Ledger:XRPL)」の採用を想定し、日韓の制度・業務環境や既存の送金・決済インフラとの関係、技術上の課題などを整理している。この共同研究は、特定サービスの開発や商用化ではなく、将来的な活用に向けた情報整理と検討を目的とする。
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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