SBI新生銀行が案内するSBIレミットの国際送金サービスで、日本円による銀行口座宛て送金に対応したことが注目されています。
SBI新生銀行は、同行が案内する「SBIレミット 国際送金サービス」において、日本円での銀行口座宛て国際送金に対応開始したと発表しました。
これまで同サービスでは、各国の現地通貨に加え、米ドルやユーロによる送金を提供していました。
今回、日本円での送金に対応したことで、利用者は送金目的や相手先の状況に応じて、より柔軟に通貨を選びやすくなります。
一見すると、これは通常の国際送金サービスの拡充に見えるかもしれません。
しかし、仮想通貨市場にとっても見逃せないニュースです。
理由は、SBIレミットがこれまでRippleの送金技術や暗号資産XRPを活用した国際送金サービスを展開してきた経緯があるためです。
今回の日本円送金対応自体が、直接XRPを使うと発表されたわけではありません。
ただし、銀行、国際送金、ブロックチェーン、暗号資産が近づいている流れを考えるうえでは重要な動きといえます。
この記事では、SBI新生銀行の国際送金サービスにおける日本円対応の内容と、仮想通貨市場が注目すべき理由を初心者向けに解説します。
国際送金やRipple、XRPのニュースに関心を持った人は、いきなり価格だけを見るのではなく、暗号資産がどのように金融インフラで使われているのかを確認することが大切です。
ビットコインやXRPなどの暗号資産は、短期的には価格変動が大きい一方で、送金、決済、トークン化、ステーブルコインなどの分野で注目されることがあります。
実際に購入するかどうかは後で判断するとしても、国内取引所の特徴や少額購入の方法を確認しておく意味はあります。
SBI VCトレードでは、ビットコインやイーサリアム、XRPなど複数の暗号資産を取り扱っています。
積立暗号資産は500円から設定でき、日次・週次・月次など自分のペースで購入できます。
この記事のポイント
今回のニュースは、単なる送金通貨の追加ではなく、銀行送金と暗号資産インフラの接点を考えるうえで重要です。
今回のポイントは、次の3つです。
- SBIレミットの国際送金サービスで、日本円による銀行口座宛て送金に対応
- SBIレミットは約200か国・地域に銀行口座宛て送金サービスを提供
- SBIレミットは過去にRippleやXRPを活用した国際送金サービスを展開しており、仮想通貨市場でも注目されやすい
ただし、今回の発表だけで「日本円送金にXRPが使われる」と断定するのは正しくありません。
重要なのは、SBIグループが国際送金、銀行、暗号資産関連インフラの接点を広げている点です。
SBI新生銀行とSBIレミットの発表内容
SBI新生銀行は、同行が案内する「SBIレミット 国際送金サービス」において、日本円での銀行口座宛て国際送金の対応を開始したと発表しました。
このサービスは、SBIレミットが提供する国際送金サービスです。
日本から海外への生活費送金や事業関連の支払いなど、個人・法人の幅広いニーズに対応しています。
これまでは、各国の現地通貨、米ドル、ユーロによる送金が中心でした。
今回、日本円送金に対応したことで、利用者は送金目的や相手先の状況に応じて、より柔軟に通貨を選べるようになります。
SBIレミット側の発表によると、同社はこれまで約200か国・地域に銀行口座宛て送金サービスを提供してきました。
今回の日本円対応は、その銀行口座宛て送金サービスを拡充するものです。
また、SBIレミット側の発表では、日本円対応にあわせて、カナダ宛てのカナダドル、スイス宛てのスイスフランでの送金にも対応すると説明されています。
つまり、今回の発表は「日本円だけ」の話ではなく、銀行口座宛て送金サービスの対応通貨を広げる取り組みの一部です。
なお、国際送金サービスを利用する際は、送金先の銀行口座が対象通貨での受け取りに対応しているか、送金手数料や為替、着金までの日数などを確認する必要があります。
なぜ仮想通貨市場が注目するのか
今回のニュースが仮想通貨市場で注目される理由は、SBIレミットが過去にRippleやXRPを活用した国際送金サービスを展開してきたためです。
SBIレミットは、2017年からRippleの送金ソリューションを活用してきました。
さらに2021年には、SBI VCトレードやRippleと連携し、暗号資産XRPを活用した国際送金サービスを日本で初めて開始したと発表しています。
2023年には、XRPを活用した国際送金サービスをフィリピン、ベトナム、インドネシアの銀行口座宛てに拡大することも発表しています。
この仕組みでは、SBIレミットが顧客の送金依頼を送り、SBI VCトレードがXRPをリアルタイムで送信する形が説明されています。
つまり、SBIレミットは単なる国際送金会社ではなく、暗号資産やブロックチェーン技術を国際送金に活用してきた実績があります。
そのため、今回の日本円送金対応も、仮想通貨市場では「SBIグループが国際送金インフラをさらに広げている」と受け止められやすいのです。
今回の日本円送金にXRPが使われるのか
ここは誤解しやすいポイントです。
今回のSBI新生銀行およびSBIレミットの発表では、日本円送金対応の開始が説明されていますが、日本円送金にXRPを使うとは明記されていません。
そのため、この記事では「日本円送金対応=XRP利用開始」とは断定しません。
ただし、SBIレミットが過去にXRPを活用した国際送金サービスを展開してきたことは事実です。
そのため、今回のニュースは、XRPそのものの直接材料というより、SBIグループが国際送金インフラを拡充しているニュースとして見るのが自然です。
仮想通貨市場にとって重要なのは、価格がすぐに上がるかどうかではありません。
銀行、資金移動業者、暗号資産交換業者、ブロックチェーン企業が、国際送金という実需のある分野で少しずつ接点を増やしている点です。
国際送金は仮想通貨の重要テーマ
国際送金は、仮想通貨やブロックチェーンの活用が期待されてきた分野のひとつです。
従来の国際送金では、送金に時間がかかったり、手数料が高くなったり、複数の中継銀行を経由したりすることがあります。
そのため、ブロックチェーンや暗号資産を使って、より速く、低コストで、効率的に国際送金を行う仕組みが注目されてきました。
特にXRPは、異なる法定通貨同士の橋渡しをする「ブリッジ通貨」として使われる文脈で語られることがあります。
たとえば、日本円から現地通貨へ送金する際に、間にXRPを挟むことで、事前に海外口座へ資金を準備しておく負担を軽くできる可能性があります。
もちろん、すべての国際送金にXRPや暗号資産が使われるわけではありません。
法規制、流動性、送金先国の銀行対応、為替リスク、利用者保護など、多くの課題があります。
それでも、国際送金は「暗号資産が実際の金融サービスで使われる可能性」を考えるうえで、非常に重要なテーマです。
ステーブルコインやCBDCとも関係する流れ
今回のニュースは、XRPだけでなく、ステーブルコインやCBDCの流れとも関係します。
近年、国際送金やクロスボーダー決済の分野では、ステーブルコイン、トークン化預金、中央銀行デジタル通貨などが注目されています。
従来の国際送金は、銀行間ネットワークや中継銀行を通じて処理されることが多く、コストやスピードが課題になることがありました。
そこで、ブロックチェーンやデジタル通貨を使って、国境を越えた決済を効率化しようとする動きが進んでいます。
今回の日本円送金対応は、それ自体が仮想通貨ニュースというより、国際送金インフラが変化している流れの一部と見ると分かりやすいでしょう。
特に、SBIグループは暗号資産取引、国際送金、銀行サービスをそれぞれ展開しています。
こうした複数の金融機能が同じグループ内にあることも、仮想通貨市場から注目されやすい理由のひとつです。
初心者はどう見ればよいか
初心者が今回のニュースを見るうえで大切なのは、「SBIレミットが日本円送金に対応したからXRPを買うべき」と考えないことです。
今回の発表は、国際送金サービスの利便性向上に関するニュースです。
日本円送金対応そのものが、暗号資産価格に直接影響するとは限りません。
一方で、SBIレミットが過去にRippleやXRPを活用した国際送金サービスを展開してきたことを考えると、仮想通貨市場にとっても注目する価値はあります。
初心者は、次のように整理すると分かりやすいでしょう。
- 今回の発表は、日本円による銀行口座宛て国際送金への対応開始
- 今回の発表だけで、XRPが日本円送金に使われるとは断定できない
- SBIレミットは過去にRippleやXRPを活用した国際送金サービスを展開している
- 国際送金は、暗号資産やブロックチェーンの実用化テーマとして重要
- 価格材料としてではなく、金融インフラの変化として見るのが自然
仮想通貨市場への影響は?
今回のニュースだけで、ビットコインやXRP、その他の暗号資産価格がすぐに上がるとは言えません。
しかし、中長期的には重要な意味があります。
国際送金は、暗号資産が「投機対象」だけでなく「金融インフラの一部」として使われる可能性を示す分野です。
SBIレミットのような実際の送金事業者がサービスを拡充することで、銀行送金、資金移動業、暗号資産交換業者、ブロックチェーン技術の接点が増えていきます。
特にXRPは、国際送金やブリッジ通貨という文脈で語られることが多い暗号資産です。
そのため、SBIグループの国際送金関連ニュースは、XRP投資家からも注目されやすい傾向があります。
ただし、投資判断では「SBIレミットが日本円送金対応を開始した」という事実と、「XRP価格が上がるかどうか」は分けて考える必要があります。
ニュースの意味を過大評価せず、公式発表の内容を確認することが大切です。
SBIレミットのニュースで暗号資産に興味を持った人へ
SBIレミットやRipple、XRPのニュースをきっかけに暗号資産に興味を持った人は、まず国内取引所の仕組みを確認しておきましょう。
暗号資産は価格変動が大きく、ニュース直後に急いで買うと高値づかみになる可能性があります。
まずは、ビットコイン、イーサリアム、XRPなど主要暗号資産の特徴や、少額購入、積立、ステーキングなどの仕組みを理解することが大切です。
RippleやXRPのニュースで暗号資産に興味を持った人へ
SBI VCトレードでは、ビットコインやイーサリアム、XRPなど複数の暗号資産を取り扱っています。
また、積立暗号資産は500円から設定でき、日次・週次・月次など自分のペースで購入できます。
いきなり大きな金額を入れるのが不安な人でも、少額から値動きや取引の仕組みを確認しやすいのが特徴です。
実際に購入するかどうかは、口座を用意したあとに相場やリスクを確認してから判断できます。
ただし、積立でも損失が出ないわけではありません。
価格が下がれば含み損になる可能性があります。
生活費や近く使う予定のお金ではなく、余裕資金の範囲で考えることが大切です。
どの取引所が向いている?

複数の国内取引所を比較したい人は、取扱銘柄、手数料、スプレッド、積立対応、アプリの使いやすさなどを確認しておきましょう。
【比較】国内主要仮想通貨取引所
ここからは、国内の主要暗号資産取引所を簡単に比較して紹介します。
取引所を選ぶ際は、手数料の安さだけでなく、アプリの使いやすさ、取扱銘柄数、運営会社の信頼性、積立やステーキングの対応状況も確認しておくことが大切です。
SBI VCトレード

大手金融グループ運営|少額・積立で始めたい人におすすめ
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する国内暗号資産取引所です。
大手金融グループの安心感を重視したい人や、少額からビットコインや主要暗号資産に触れてみたい人に向いています。
積立暗号資産は500円から設定できるため、いきなり大きな金額を投資するのが不安な初心者にも選択肢になります。
対象銘柄を保有することで、ステーキング報酬を受け取れる場合がある点も特徴です。
Coincheck(コインチェック)

初心者に人気のアプリ重視型|スマホで始めたい人におすすめ
Coincheckは、スマホアプリの使いやすさに定評がある国内暗号資産取引所です。
はじめてビットコインや暗号資産を購入する人でも、画面を見ながら直感的に操作しやすい点が魅力です。
難しい取引画面に不安がある人や、スマホで手軽に暗号資産を確認したい人に向いています。
bitbank(ビットバンク)

取引所形式で売買したい人におすすめ
bitbankは、ビットコインだけでなくアルトコインの取引にも力を入れている国内暗号資産取引所です。
取引所形式で売買したい人や、チャートを見ながら本格的に取引したい人に向いています。
販売所よりも取引所形式を活用したい人にとっては、候補に入れやすいサービスです。
OKJ

取扱銘柄数を重視する人におすすめ
OKJは、取扱銘柄の選択肢を重視したい人に向いている国内暗号資産取引所です。
ビットコインやイーサリアムだけでなく、さまざまな暗号資産を比較したい人にとって使いやすい候補になります。
新興銘柄に関心がある人には魅力がありますが、銘柄数が多い分、それぞれのリスクや値動きの大きさを確認することも重要です。
bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットコインを中心に始めたい人におすすめ
bitFlyerは、国内でも知名度の高い暗号資産取引所のひとつです。
特にビットコインを中心に暗号資産を始めたい人や、長く運営されているサービスを選びたい人に向いています。
はじめて暗号資産を購入する場合でも利用しやすい一方で、購入方法によって実質的なコストが変わる点には注意が必要です。
主要取引所の選び方

国内取引所を選ぶ際は、手数料の安さだけでなく、アプリの使いやすさ、取扱銘柄数、運営会社の信頼性、積立やステーキングの対応状況もあわせて比較することが大切です。
コストや積立を重視するならSBI VCトレード、スマホで手軽に始めたいならCoincheck、アルトコイン取引を重視するならbitbankやOKJ、ビットコインを中心に始めたいならbitFlyerが候補になります。
どの取引所にも強みと注意点があるため、まずは自分が「少額・積立」「使いやすさ」「銘柄数」「ビットコイン中心」のどれを重視するかを決めてから選ぶとよいでしょう。
あなたに合う取引所を診断する
どの取引所を選べばよいか迷う人は、30秒診断で自分に合う取引所を確認してみましょう。

今回のニュースで注意したいリスク
SBI新生銀行とSBIレミットの発表は、国際送金サービスの利便性向上という意味で重要です。
一方で、仮想通貨投資の材料として見る場合は、注意点もあります。
特に確認したいリスクは、次の5つです。
- 今回の日本円送金対応が、XRP利用を意味するとは明記されていない
- 国際送金サービスと暗号資産取引サービスは別のサービスである
- XRPなどの暗号資産価格は、ニュースだけでなく市場全体の需給や規制動向にも左右される
- 国際送金分野では、銀行送金、ステーブルコイン、CBDCなど複数の技術が競合する
- 暗号資産は価格変動が大きく、短期売買では損失が出る可能性がある
特に重要なのは、今回のニュースを「XRP価格の上昇材料」と短絡的に見ないことです。
むしろ、銀行と国際送金サービスがデジタル化・多通貨化を進める中で、暗号資産やブロックチェーン技術がどのような役割を持つのかを見る材料と考える方が自然です。
よくある質問
SBI新生銀行の今回の発表は何ですか?
SBI新生銀行が案内するSBIレミットの国際送金サービスにおいて、日本円での銀行口座宛て国際送金に対応したという発表です。
これまでの現地通貨、米ドル、ユーロに加えて、日本円での送金が可能になりました。
日本円送金にXRPが使われるのですか?
今回の発表では、日本円送金にXRPを使うとは明記されていません。
ただし、SBIレミットは過去にRippleやXRPを活用した国際送金サービスを展開しているため、仮想通貨市場でも注目されています。
なぜ仮想通貨市場にとって重要なのですか?
国際送金は、暗号資産やブロックチェーン技術の実用化が期待されてきた分野だからです。
SBIレミットのような送金事業者がサービスを拡充することで、銀行、資金移動業者、暗号資産交換業者、ブロックチェーン技術の接点が広がる可能性があります。
このニュースでXRPを買うべきですか?
ニュースだけで急いで買うのはおすすめできません。
今回の発表は国際送金サービスの拡充であり、XRP価格の上昇を保証するものではありません。
暗号資産を購入する場合は、公式情報やリスクを確認し、余裕資金の範囲で判断することが大切です。
まとめ:日本円送金対応は、国際送金と仮想通貨の接点を考えるニュース
SBI新生銀行は、SBIレミットが提供する国際送金サービスにおいて、日本円での銀行口座宛て国際送金に対応したと発表しました。
SBIレミット側の発表では、日本円だけでなく、カナダドルやスイスフランにも対応し、銀行口座宛て送金サービスの対応通貨を拡大したと説明されています。
今回のニュースは、直接的に「XRPが使われる」と発表されたものではありません。
しかし、SBIレミットは過去にRippleやXRPを活用した国際送金サービスを展開してきた実績があります。
そのため、仮想通貨市場にとっては、国際送金、銀行、暗号資産交換業者、ブロックチェーン技術の接点を考えるうえで重要なニュースです。
初心者は、今回の発表を短期的な価格材料として見るのではなく、暗号資産がどのように金融インフラに関わっているのかを知るきっかけとして捉えるとよいでしょう。
XRPやビットコインなどに興味を持った場合も、ニュースだけで急いで買うのではなく、国内取引所の仕組み、少額購入、積立、リスク管理を確認したうえで判断することが大切です。
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出典・参考
- SBI新生銀行:国際送金サービスにおける日本円送金対応開始のお知らせ
- SBIレミット:銀行口座宛送金サービスにおける対応通貨拡大のお知らせ
- SBIレミット:XRP-based International Money Transfer Service Using Ripple’s Payments Solution to be Gradually Expanded in the Philippines, Vietnam, and Indonesia
- SBIレミット:SBI Remit and SBI VC Trade Introduce Japan’s First International Money Transfer Service Using Crypto-Assets
- SBI VCトレード公式サイト:積立暗号資産
- SBI VCトレード公式サイト:ステーキング
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