
この記事の要点
- JPYCがLINE系web3ウォレット「Unifi」に正式対応し国内展開を開始
- LINEアプリ上でJPYC決済・送金が利用可能となり実装フェーズが本格化
まずはステーブルコイン「JPYC」を詳しく
LINEウォレット対応で送金・決済機能を拡張
JPYC株式会社は2026年5月22日、LINEヤフー傘下のLINE NEXT Inc.が提供するweb3ウォレット「Unifi」において、日本円ステーブルコイン「JPYC」が正式に採用されたと発表しました。
今回の対応によって、国内1億人超が利用するLINEアプリ上から、ノンカストディアル(自己管理)型ウォレットを通じたJPYCの決済・送金・預け入れ・リワード受け取りが段階的に利用可能となる予定で、LINE経済圏を活用したステーブルコイン決済の展開が本格化しています。
専用アプリの追加ダウンロードや複雑な初期設定を必要としない設計が採用されており、ユーザーは日常的に使うLINEアプリの動線上でJPYCを管理できるようになります。
LINEアプリ経由でKaia(カイア)ネットワーク上のJPYCを扱える事例は国内初とされており、JPYC社はメッセージ送信に近い操作感でデジタルマネーを利用できる体験を提供すると説明しています。
Kaia対応開始で4チェーン対応へ
JPYC、Kaia基盤拡大でLINE向け実装が本格化
Kaia基盤で利用環境整備を加速
JPYC社は2026年5月15日から、アジア最大級のweb3エコシステム「Kaia(カイア)」ブロックチェーン上でJPYCの発行を開始しており、今回のUnifi対応はその実装フェーズ第一弾として位置付けられています。
Kaiaは2億5,000万人超の潜在ユーザー基盤を持つパブリックブロックチェーンで、LINEとKakao(カカオ)のメッセンジャー基盤を活用したアジア圏向けエコシステムの構築が進められています。
今回のUnifi連携によって、LINEアプリ上でJPYC決済を扱う環境が整備され、web2メッセンジャーに近い処理速度で利用できる決済基盤の実装も始まっています。
Unifi上では発表日から日本ユーザー向けのJPYCリワードキャンペーン開始も予定されており、初期利用者の獲得施策も並行して進められています。
Unifi対応で4つの価値を提示
JPYC社は、Unifi対応によって実現される主なユーザーメリットとして、以下の4項目を挙げています。
| メリット | 具体的内容 |
|---|---|
| シームレスな利用体験 | ウォレット作成から決済・送金・預け入れ・リワード受け取りまでLINEアプリ上で完結する |
| 日常決済への拡張性 | 日本円建てのため価格変動を抑えた決済・送金が可能で、デジタルコンテンツ購入やコミュニティ報酬にも対応する |
| 自己管理による安心感 | 資産を第三者に預けず、ユーザー自身が秘密鍵を管理するノンカストディアル型を採用する |
| アプリ追加不要 | LINEアプリ上でウォレット開設が完結し、新規ダウンロードや複雑な初期設定が不要となる |
現在JPYCは、アバランチ(AVAX)、イーサリアム(ETH)、ポリゴン(POL)、カイア(KAIA)の4チェーン上で展開されており、JPYC社は今後も対応チェーンの拡大を進める方針を示しています。
JPYCとUSDC対応決済「BluePay」
LINEミニアプリ展開で実利用拡大へ
JPYC社は2025年8月に国内資金移動業者として登録を受け、日本円ステーブルコイン「JPYC」の発行体制を整備してきました。今回のLINE経済圏との連携は、実際の利用環境拡大へ向けた動きとして注目されています。
今回のJPYC対応の背景には、LINE NEXTとKaia DLT財団が2025年9月に公表したステーブルコイン基盤のスーパーアプリ「Project Unify」構想があります。Unifi連携は、その日本市場向け展開の一環として進められています。
Unifiは今後、LINEアプリ内のミニアプリとして国内提供が予定されており、JPYCリワード施策や加盟店拡大を含むサービス展開が進められる見通しです。
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Source:JPYC株式会社プレスリリース
サムネイル:AIによる生成画像





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