
この記事の要点
- 米CNBCが2026年版「ディスラプター50」を発表、リップルを16位に選出
- AI企業が上位を占める中、仮想通貨企業で唯一トップ20入り
リップル、米CNBCランキングで16位選出
米CNBCは2026年5月19日、優れた非上場企業を選出する年次ランキング「CNBCディスラプター50(2026年版)」を公表し、米Ripple(リップル)を16位に選出しました。
ランキング上位にはAnthropic(アンソロピック)やOpenAI(オープンAI)など生成AI関連企業が並ぶなか、仮想通貨関連企業としてトップ20入りしたのはリップルのみとなっており、ブロックチェーンを活用した金融インフラ企業として存在感を示す結果となっています。
CNBCはリップルについて、決済・カストディを中心とした機関向け金融サービスを展開する企業として紹介しており、生成AI企業が並ぶランキングの中で数少ないブロックチェーン関連企業として上位入りしました。
リップルは公式Xアカウントで「インフラの時代が到来した」と投稿しており、ブロックチェーン技術を実体経済の金融領域へ統合していく役割を担う企業として選出された点を強調しました。
Ripple is #16 on the 2026 @CNBC Disruptor 50, representing the role crypto infrastructure plays in bringing blockchain into real-world finance.
The infrastructure era is here.
https://t.co/Esuwejdf43
— Ripple (@Ripple) May 19, 2026
リップルは、2026年版「CNBC Disruptor 50」で16位に選出され、ブロックチェーンを現実の金融分野へと取り込むうえで、仮想通貨インフラが果たす役割を象徴する存在として注目を集めています。
インフラの時代が、いま始まっています。
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IPO時「XRP保有者還元」に含み
AI集中ランキング、リップルが示す存在感
リスト企業の86%がAIを事業の柱に
CNBCによると、2026年版ディスラプター50に選出された50社のうち43社が、AIを事業成長の中核技術として位置づけています。
こうしたAI分野への資金流入は調達面にも表れており、選出企業の累計調達額は3,370億ドル(約53.5兆円)に達し、2025年版の1,270億ドル(約20兆円)から2.5倍超に拡大しました。
推定累計評価額についても、2025年版の7,980億ドル(約125兆円)から2026年版では2.4兆ドル(約380兆円)へとほぼ3倍に増えています。
首位を獲得したアンソロピックについてCNBCは、OpenAIに迫る規模まで成長した生成AI企業として紹介しており、ランキング上位にも生成AI関連企業が並ぶ構成となりました。
リップル16位、「New money」と紹介
こうしたAI企業中心のランキングのなかでリップルは16位にランクインしており、気候・医療分野の有力企業であるSamsara Eco(サムサラ・エコ)・Thyme Care(サイム・ケア)・Vaulted Deep(ヴォールテッド・ディープ)などを上回る順位となりました。
ランキング上位企業の多くはカリフォルニア州を拠点としており、トップ5のうち4社がベイエリア企業となるなか、リップルもサンフランシスコを本拠とする仮想通貨インフラ企業として選出されました。
CNBCはリップルについて「New money(新しい貨幣)」という表現を用いており、決済やカストディを軸とした機関向け金融インフラ事業を紹介しています。
今回のランキングでは、リップルが展開する機関向け金融サービスも取り上げられており、ブロックチェーン関連事業も企業向け金融インフラの一分野として扱われています。
カルシ・ポリマーケットなど予測市場も
2026年版リストには、Kalshi(カルシ)やPolymarket(ポリマーケット)といった予測市場プラットフォーム、Cursor(カーソル)・Lovable(ラバブル)・Replit(リプリット)などのコーディング支援ツールが選出されました。
AI関連企業の活用領域は、防衛・法務・ヘルスケア・農業・メディア・製造業など幅広い分野へ広がっており、Anduril(アンドゥリル)・Harvey(ハーベイ)・Abridge(アブリッジ)・Carbon Robotics(カーボン・ロボティクス)・Runway(ランウェイ)・Cognite(コグナイト)などが選出されています。
予測市場やコーディング支援など、AI関連企業の事業領域が多分野へ広がっている点も今回のランキング構成に反映されました。
リップル「3本柱戦略」を加速
融資枠拡大やVASP申請、海外展開も加速
仮想通貨業界では、ステーブルコイン決済や機関向けカストディなど実用領域での採用が進んでおり、リップルもプライムブローカレッジ事業の融資枠拡大を5月に発表しています。
海外展開でもブラジル中央銀行へのVASP(仮想資産サービスプロバイダー)ライセンス申請やドバイ国際金融センターでの中東・アフリカ新本部開設など、機関向け金融インフラの整備が国境を越えて進められています。
AI企業が席巻するランキングのなかでブロックチェーン金融インフラが評価された今回の結果を受け、リップルが今後どこまで決済領域での採用を広げられるかに関心が集まっています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.04 円)
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Source:CNBCディスラプター50
サムネイル:AIによる生成画像





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