
この記事の要点
- アナリストKabuki氏がBTC蓄積フェーズを指摘、2029年に40万ドル到達を予測
- BTCは7.8万ドルで膠着中、8万ドル突破が次の方向性の節目に
BTCが7.8万ドルで膠着、蓄積フェーズ再来か
仮想通貨アナリストのKabuki氏は2026年5月3日、自身のX(旧Twitter)でビットコイン(BTC)の現在の価格帯が「過去の強気サイクルにおけるベース形成」と同じ構造を持つとの見解を示しました。
同氏によれば、BTCが7万5,000〜7万8,000ドル(約1,170万〜1,220万円)の狭いレンジにとどまっている動きは偶然ではなく、2017年・2021年に観察された放物線的上昇の前段階と同一のパターンだとしています。
Bitcoin stuck at $75K-$78K for a reason
This isn't random. This is Bitcoin history repeating.
If you know the past, you know the future:
2017: Base formed → Parabolic expansion
2021: Base formed → Parabolic expansion
2026: Same structure playing out NOWThis… pic.twitter.com/YGSm0rbEVU
— Kabuki
(@kabukistory) May 2, 2026
ビットコインが75,000〜78,000ドルで停滞しているのには理由がある
これは偶然じゃない。過去のパターンがそのまま繰り返されている。過去を知っていれば、未来も見える。
2017年:底固め → パラボリック上昇
2021年:底固め → パラボリック上昇
2026年:今まさに同じ構造が進行中この価格帯は、ブレイクアウト前の「蓄積フェーズ」だ。(後略)
こうした過去サイクルとの類似を指摘する同氏は、2025年10月のBTC過去最高値12万6,000ドル超を事前に予測した実績があることでも知られており、現在のレンジ相場を次の上昇に向けた準備段階と捉える見方が広がっています。
記事執筆時点でBTCは約7万8,400ドル(約1,230万円)付近で推移しており、市場では心理的節目となる8万ドルを明確に上抜けられるかが、次の方向性を占う重要なポイントとして注目されています。
「半年以内に大きな波」
過去サイクルが示す「40万ドル」の道筋
2018年・2022年の蓄積期間と上昇率
Kabuki氏の40万ドル予測は、過去2回の蓄積フェーズとその後の価格上昇幅に基づいています。
2018年の蓄積レンジを上抜けた後、BTCは約1,831%の上昇を経て、2021年11月に当時の過去最高値6万9,000ドル(約1,035万円)を記録しました。
2022年の蓄積期間を経た後には651%の上昇が確認され、2025年10月に約12万6,100ドル(約1,900万円)の最高値を更新しています。
同氏はこれら過去の上昇パターンを踏まえ、現在の7万5,000〜7万8,000ドル付近を起点とした775%の上昇を想定し、2029年までに40万ドル(約6,270万円)に到達するとの予測を示しました。
4月に19.7億ドル流入、ETFが支える強気論
さらにKabuki氏は、40万ドル予測の根拠として過去の蓄積パターンに加え、機関投資家の本格参入によるBTC市場の構造変化も根拠に挙げています。
米国の現物ビットコインETFは2026年4月に19.7億ドル(約3,090億円)の流入を記録し、機関投資家の資金流入の継続を示す動きとなりました。
こうした資金流入の拡大と並行して、米国では仮想通貨市場構造法案「CLARITY法案」のマークアップ(修正審議)が進行しており、制度面の整備も市場の追い風になるとみられています。
ブラント氏「買い場は9〜10月」と指摘
一方で、市場には強気一辺倒ではない慎重な見方も存在します。ベテランテクニカルアナリストのピーター・ブラント氏は、2026年中にBTCが25万ドル(約3,920万円)に達するとの見方を否定し、9〜10月に買い場が訪れる可能性を指摘しています。
同氏はその理由として、現在のチャートが上昇チャネルにとどまっており、放物線的な上昇を示す底値パターンは形成されていないとの見解を示しました。
こうした慎重な見方がある一方で、BTCが200日指数移動平均線(約8万2,000ドル付近)を明確に上抜けられるかが、次の方向性を判断する節目として市場参加者の関心を集めています。
「買い場はまだ先」市場の三重苦
「ETF580億ドル超と13F」2つの注目材料
強気・慎重両論が交錯するなか、ビットコインは2025年10月の過去最高値12万6,198ドルから約38%下落した水準で推移しています。
過去の半減期サイクルにおける調整幅と比較すると依然として浅い段階にあり、蓄積局面が続いているとの見方も出ています。
調整局面にある中でも、4月のETF流入ではブラックロックのIBITが単独で約20億ドル(約3,140億円)を集め、設定来累計の純流入は580億ドル(約9.1兆円)を超えています。
5月には2026年第1四半期分の13F(機関投資家ポジション開示)の提出が予定されており、4月の資金流入が特定の大口によるものか幅広い投資家層に分散した動きかが初めて明らかになる見通しです。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.89 円)
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Source:Kabuki氏 X投稿
サムネイル:AIによる生成画像
Bitcoin stuck at $75K-$78K for a reason
(@kabukistory) 





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