【独自取材】富山市が「TOYAMAみらい市民パスポート」第2弾を発行!担当者に狙いを訊く

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富山県富山市。立山連峰を望むこの街が今、Web3技術を駆使した新しい「関係人口」の創出に挑んでいます。その中核を担うのが、「TOYAMAみらい市民パスポート」です。

この取り組みは、NFTMediaでも以下の記事で取り上げました。

【NFT×地方創生】東武トップツアーズ、富山市公式のデジタル登録証「TOYAMAみらい市民パスポート」提供開始!

「TOYAMAみらい市民パスポート」とは、富山市への愛着を持つ方に向けて発行される、NFT技術を活用したデジタル登録証です。

最大の特徴は、富山県外に居住している方だけが持つことができる点です。関係人口の増加を目的としているため、「遠くに住んでいても富山市と繋がり続けたい」、「旅行や帰省で富山を訪れるのが好き」といった県外の方々がターゲットになっています。

2024年2月に実施された第1弾では1,000枚を発行したところ約2.4倍もの応募が集まり、地方創生を目的としたプロジェクトとして大きな成果を収めました。

これを受けて、2026年4月28日~5月11日にかけて第2弾の発行が決定。

今回のインタビューでは、富山市広報課の浅野 哲平氏と、プラットフォーム「HEXA(ヘキサ)」を運営するメディアエクイティ株式会社の椛島 誠一郎氏を迎え、第1弾の盛り上がりの裏側と、現在募集中の第2弾で目指すコミュニティの未来について話を伺いました。

関係人口の「自分事化」──デジタル市民証の狙い

NFTMedia編集部(以下、編集部): まず、「TOYAMAみらい市民パスポート」プロジェクトが始まった経緯を教えてください。

浅野哲平(以下、浅野):富山市の大きな課題として、若い世代の人口流出、特に一度出ていった方が戻ってこない現状があります。そこで単なる移住促進だけでなく、まずは「関係人口」を広げていくことが重要だと考えました。

とはいえ、既存の手法ではどうしても埋もれてしまいます。そんななかで西川町デジタル住民票NFTなどの先行事例を見て、「デジタル市民証」に注目したのです。

公募を経て、デジタル市民証発行の実績がある東部トップツアーズと、プラットフォームとして信頼できるHEXA(ヘキサ)と共に進めることになりました。

編集部: 椛島さんは、今回富山市とご一緒されてみていかがでしたか。

椛島誠一郎(以下、椛島):富山市はとても熱意があり、私たちとしても地域の活性化に向けて新しい価値を提供できると感じました。

予想を上回る熱量と意外な男女比

編集部: 第1弾では定員の2.4倍もの応募があったそうですね。率直に、この結果をどう受け止めていらっしゃいますか。

浅野:正直、これほどまでとは思いませんでした。

当初はしっかり届くか不安もありましたが、20代・30代の若い世代にリーチできた点は大きな収穫です。

編集部:応募者の属性について、何か発見はありましたか。

浅野:男女比がほぼ半々だったことには驚きました。

NFTのようなIT技術の場合は男性が多いイメージがあります。しかし、今回は女性にも広く興味を持っていただけました。これは、イラストレーターである山口さぷりさん(富山県出身)に描き下ろしていただいたポップで柔らかなデザインの効果もあったのかもしれません。

椛島:HEXAでは男女比のデータを取得していないのでわかりません。しかし、他のプロジェクトと比較しても女性比率は非常に高かったと感じます。

しかも男女ともに、単純に「無料だからもらう」という層ではなく、富山にゆかりがあったり、深い愛着を持っていたりする「濃いファン」が非常に多かったです。

編集部:コミュニティ内の熱量も相当高そうですね。

浅野: はい。コミュニティ内で「富山の好きなところ」を募集した際、実際に訪れた人でないと分からないようなマニアックな写真やコメントがたくさん寄せられました。

こうした熱量の高い方々と繋がれたことは、プロジェクトの大きな成功だと感じています。

第2弾で目指す、2,000人のコミュニティ

編集部:そして現在、第2弾の募集が進んでいます。このタイミングで追加募集を決定された理由はどこにあるのでしょうか。

浅野:第1弾で約1,400名の方が抽選に外れてしまい、「欲しかったけれど手に入らなかった」という声を多くいただいたんです。

その熱が冷めないうちにコミュニティを2,000人規模まで拡大し、次のステップへ進みたいと考えました。

編集部:このような経緯から第2弾の発行に踏み切ったのですね。この第2弾について、詳細を教えてください。

浅野: デザイン面では、第1弾の「赤い路面電車」から、第2弾では「黒い路面電車」へと変更しています。

「TOYAMAみらい市民パスポート」
第2弾デザイン(サンプル)
※デザイン制作:山口さぷり氏(富山県出身の漫画家・イラストレーター)

オンラインコミュニティ自体は第1弾・第2弾ともに共通の場所になりますので、より人数を増やした状態で、オフ会のようなリアルイベントや、みんなで富山の未来を考える企画を仕掛けていきたいですね。

編集部: 最後に、この記事を読んでいる読者の方へメッセージをお願いします。

浅野: 富山は知れば知るほど魅力が深まる場所です。

まずはこのパスポートをきっかけに、富山好きが集まるコミュニティの仲間になってほしいです。皆さんと一緒に、新しい取り組みに挑戦していけることを楽しみにしています。

インタビューを終えて

自治体がNFTを発行する事例は増えていますが、富山市の事例ほど「ターゲットの明確化」と「デザインの親和性」が合致しているケースは稀だと感じました。単なるデジタル上の証明書にとどまらず、県外の人をターゲットとして設定し、若年層や女性を巻き込むことに成功した点は他の自治体にとっても大きなヒントになるはずです。

第2弾で2,000人規模へと拡大するコミュニティが、今後どのような発展をするのか。デジタルとリアルを融合させる富山市の挑戦に今後も目が離せません。

【プロフィール】

浅野 哲平(あさの てっぺい) 富山市 企画管理部 広報課 シティプロモーション推進係長。主に富山市外向けのプロモーションを担当。デジタル市民証NFTをはじめとする関係人口創出や若者に向けた市の魅力発信などの取り組みに尽力している。

椛島 誠一郎(かばしま せいいちろう) メディアエクイティ株式会社 代表取締役。
日本最大級のNFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」を運営。自治体の地方創生プロジェクトを数多く手掛け、Web3技術を通じた地域活性化を推進している。

TOYAMAみらい市民パスポート 第2弾の詳細

「TOYAMAみらい市民パスポート」は、富山県外にお住まいで富山市を好きな方が持つことのできるデジタル登録証(NFT)です。

パスポートを取得された方は、ガラス美術館の入館無料やプレゼントがもらえる企画などのお得な特典が受け取れるほか、コミュニティサイトで情報を受け取ったり富山市を応援する企画に参加したりすることができます。

募集期間:2026年4月28日(火)~5月11日(月)
配布枚数:1,000枚(応募多数の場合抽選)
取得費用:無料

申込の条件:
・富山市が好きな方
・富山県外に居住している方(※)
 (※)特典を受け取る際に住所確認を行うことがあります。

特典:
・富山市ガラス美術館の入館料無料(常設展及び企画展 ※市主催に限ります)
・富山駅前のコワーキングスペース「スケッチラボ」の2時間利用無料(ドリンク付き)
・抽選で豪華プレゼントがもらえるアンケート企画への参加
(プレゼントの例)
 - ANAクラウンプラザホテル富山宿泊券
 - 富山ガラス工房のガラス制作体験チケット
 - トヤマカード(カタログギフト)5000円相当
 - すし券5000円分
・オンラインコミュニティへの参加

取得サイト(リンク)
NFTプラットフォーム「HEXA(ヘキサ)」内特設ページ

参照:TOYAMAみらい市民パスポート 公式サイト


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参照元:NFT Media

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