
テザー、Bitfinexから951BTCを移動
ステーブルコイン「USDT」発行企業テザー(Tether)に関連するとされるビットコイン準備金アドレスが、951BTCを暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフィネックス(Bitfinex)から受け取っていたことが、オンチェーン分析プラットフォーム「アーカム(Arkham)」のデータから4月15~16日にかけて確認された。
今回の移動により、アーカム上で「Tether: BTC Reserve」と表示される当該アドレスのビットコイン(BTC)保有量は97,141BTCに達した。ビットコイントレジャリーズ(BitcoinTreasuries)によると、この規模は民間企業として2位に位置する保有量とされている。
テザーはこれまで、BTCを準備資産として継続的に積み増してきた。同社は2023年5月、四半期ごとの純利益の15%をBTC購入に充てる方針を公表しており、その後も定期的にビットフィネックス(Bitfinex)から準備金アドレスへBTCを移動する動きが確認されている。直近では2025年11月にも、約961BTCを同様に移動していた。
一方でテザーのCEOであるパオロ・アルドイーノ(Paolo Ardoino)は、この移動について自身のXアカウントで「テザーウォレット(tether.wallet)のテストを行っていた」と説明している。テザーは4月14日よりセルフカストディ型デジタルウォレットとなる同ウォレットを提供開始していた。
なお、テザーの投資部門テザー・インベストメンツ(Tether Investments)は4月15日、ステーブルコイン関連インフラを手がけるステーブルコイン・デベロップメント・コーポレーション(Stablecoin Development Corporation:SDEV)による1億3,400万ドル(約213億円)の資金調達ラウンドに参加したと発表した。
SDEVは、ステーブルコイン経済への公開市場アクセスの提供や、デジタル資産インフラの整備を目的とする上場企業であり、フレームワーク・ベンチャーズ(Framework Ventures)なども出資している。
テザーは、ステーブルコインの普及が進む中で、資金移動や決済、プラットフォーム間の資産移転などを支える基盤インフラの重要性が高まっていると説明している。
Sorry was jus testing the Tether Wallet https://t.co/ZRrlPSfaUH
— Paolo Ardoinohttps://t.co/aOqafXNl50
(@paoloardoino) April 16, 2026
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参照元:ニュース – あたらしい経済
(@paoloardoino) 

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