新ブロックチェーン「Binance Smart Chain」のホワイトペーパー公開


仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」は、2020年4月17日に新しいブロックチェーンである「Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)」のホワイトペーパーが公開されたことを発表しました。この新たなブロックチェーンは「Binance Chain」のパフォーマンスを維持しつつ、スマートコントラクトの実装やステーキングなどの機能を実現すると説明されています。

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「Binance Smart Chain」のホワイトペーパー公開

BINANCE(バイナンス)は、2020年4月17日のツイートでスマートコントラクトの実装を可能にする新しいブロックチェーン「Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)」のホワイトペーパーが公開されたことを発表しました。


Binance Chainコミュニティがスマートコントラクトを可能にするホワイトペーパーをリリースしました。

🔸スマートコントラクト
🔸BNBステーキング
🔸オープンソース
🔸EVM互換
🔸速いブロックタイム
🔸低いトランザクションコスト

「Binance Smart Chain」ホワイトペーパーの全文はこちらから

バイナンススマートチェーンとは

公開されたホワイトペーパーによると、Binance Smart Chainは「スマートコントラクトの実装」や「仮想通貨バイナンスコイン(BNB)のステーキング」などを可能にするBinance Chainの並列ブロックチェーンだとされています。

既に公開されていた「Binance Chain」は、新しい仮想通貨の発行や分散型取引所での仮想通貨取引などを実現していますが、コミュニティからは『”スマートコントラクト機能”を実装して欲しい』という意見が数多くでていたとのことです。

しかしBINANCEは「スマートコントラクト機能を搭載した場合には”取引に遅延が発生する”などの問題が発生する可能性がある」と説明しており、Binance Chainのパフォーマンスを維持した上でユーザーが希望する機能を実現するために「Binance Smart Chain」を立ち上げたことを説明しています。

「スマートコントラクト」や「ステーキング」を実現

「Binance Smart Chain」が利用可能になることによって、開発者の人々はスマートコントラクトを用いた分散型アプリケーション(DApps)を開発したりすることができるようになります。

また「Proof of Staked Authority」と呼ばれるプルーフ・オブ・ステーク(PoS)関連のアルゴリズムを採用しているため、BNBを用いたステーキングも実現するとされています。

「イーサリアム仮想マシン」との互換性も

さらに「Binance Smart Chain」は、バイナンスチェーンと互換性があるだけでなく「イーサリアム仮想マシン(Ethereum Virtual Machine/EVM)」との互換性も有しているため、既存のイーサリアム関連ツールを全てサポートしていると伝えられています。

「Binance Smart Chain」の詳細は以下の「公式発表」および「ホワイトペーパー」をご覧ください。
>>「BINANCE」の公式発表はこちら
>>「Binance Smart Chain」のホワイトペーパーはこちらから

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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