
ドイツ取引所がクラーケンに出資
ドイツの取引所運営会社ドイツ取引所(Deutsche Boerse)が、米暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)に2億ドル(約318億円)の出資を行ったと4月14日に発表した。
同社によると、この投資はセカンダリー市場取引の一環として既存株式を取得する形で行われたという。完全希薄化ベースの持分比率は1.5%とのこと。
ドイツ取引所とクラーケンは、2025年12月に暗号資産分野での提携を初めて発表していた。ドイツ取引所によると、今回の出資で両社の提携は一段と深まり、規制対応の暗号資産事業やトークン化市場、デリバティブに加え、各地域での機関投資家向け流動性の強化にも取り組むという。
ドイツ取引所は2025年3月、クリアストリーム(Clearstream)を通じて暗号資産のカストディおよび決済サービスを提供すると発表していた。2024年には、自社の暗号資産取引プラットフォームも立ち上げている。
主流の取引所運営会社は暗号資産分野での出資や提携を強めている。ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange:NYSE)の親会社は3月に暗号資産取引所OKXへ出資し、ナスダック(Nasdaq)も同月、クラーケンの親会社との提携を発表した。
またクラーケンは3月、米連邦準備制度(FRB)のマスター口座を受けた初のデジタル資産銀行となり、透明性や金融安定への潜在的なリスクを巡る懸念を招いた。
※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Deutsche Boerse buys $200 million stake in crypto giant Kraken
(Reporting by Simon Ferdinand Eibach and Elizabeth Howcroft, Editing by Friederike Heine and Linda Pasquini)
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
画像:Reuters
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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