ソラナDEX「ドリフト」、攻撃受け入出金停止。約2.7億ドルの不審送金が報告

ソラナDEXドリフトが攻撃受け調査中

ソラナ(Solana)上でデリバティブ取引などを提供する分散型取引所(DEX)「ドリフト(Drift Protocol)」巡るインシデントが明らかになった。4月2日にドリフトの公式Xアカウントで被害が報告され、同プロトコルの入金と出金を一時停止したと発表された。

発表によると、ドリフトは「現在、アクティブな攻撃を受けている」とし、複数のセキュリティ企業、ブリッジ、取引所と連携してインシデントの封じ込めを進めているという。また、「これはエイプリルフールのジョークではない」として注意を呼びかけている。

これに先立ち同社は、「プロトコル上で異常な活動を観測している。現在調査中である」とし、「調査が完了するまで資金の入金を控えるよう」ユーザーに呼びかけていた。

今回の件について、オンチェーン分析を行うルックオンチェーン(Lookonchain)は、アーカム(Arkham)のデータに基づき、ドリフトから特定のウォレットに対して2億7,000万ドル(約428.5億円)以上の資産が不審な形で送金された可能性があると4月2日に報告した。

その後も同アカウントでは継続的に進捗状況を伝えている。ドリフトからの送金を受け取った当該ウォレットは、受け取った資産をドル連動型ステーブルコイン「USDC」へ交換したうえでイーサリアム(Ethereum)へブリッジし、「ETH」の購入を進めているとされる。これまでに19,913ETHを取得したほか、その後の更新では合計38,820ETHを保有していると報告されている。

また別の投稿では、当該ウォレットが「SOL」を外部プロトコルや取引所に送金し、その後売却してETHへ転換している動きも確認されたとしている。なお、この進捗は記事執筆時点のもので今後更新され、被害額などが変わる可能性がある。

一方で、これらの送金の性質や被害額の確定、資金移動の意図については、記事執筆時点でドリフトから公式な発表は行われていない。今回の攻撃の原因や被害の全容については調査中であり今後の公式発表が待たれる。

なお、今回のインシデントを受け、同プロトコルのガバナンストークン「DRIFT」は価格が下落した。暗号資産(仮想通貨)データサイト「コインゲッコー(CoinGecko)」によると、記事執筆時点で同トークンは記事執筆時点で0.04452ドル(約7.06円)となり、24時間で35.3%下落している。

参考:コインゲッコー
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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