Zora、$ZORAトークンのエアドロップ計画を発表

NFT発行プロトコル「Zora」は、2025年春に独自トークン「$ZORA」をローンチすることを発表しました。トークンはBaseチェーン上で展開される予定で、Zoraはこのトークンを「コミュニティ向けのミームコイン」として位置づけています。

Zoraは、2019年からブロックチェーンを活用したクリエイティブ活動の支援を行っており、これまでに240万以上のコレクターと61.8万以上のクリエイターが参加し、総額3億7600万ドル以上の二次流通取引を記録しています。

今回のトークンローンチは、Zoraが構築してきたエコシステムをさらに発展させるものとして注目を集めています。

$ZORAの概要と配布計画

$ZORAは、合計で100億枚が発行される予定です。このうちの10%(10億枚)がコミュニティへのエアドロップとして配布されることが決定しています。一度目のスナップショットは2025年3月3日に実施されており、2回目のスナップショットはローンチの3日前に行われる予定です。(詳細な日時は未定)

トークンの割り当ては以下の通りです。

ZORA 配布割り当て
引用:Zora
  • エアドロップ: 10%(10億枚)
  • コミュニティインセンティブ: 20%(20億枚、ハッカソンや助成金プログラムに使用)
  • チーム・戦略的貢献者: 45%(45億枚、6ヶ月のロックアップ後、3年間の権利確定期間あり)
  • その他の開発および運営: 25%(25億枚)

また、Zoraは$ZORAトークンの詳細なトークノミクスおよびアンロックスケジュールについて、公式サポートページで随時公開するとしています。

Zoraの歴史と進化

Zoraは、2019年にデジタルファッションハウス「Saint Fame」としてスタートし、2020年にはアーティストやミュージシャン向けのトークン発行プラットフォームへと進化しました。2021年にはNFTオークションハウスを立ち上げ、DOGEミームのオークションで1696ETH(当時の最高額)を記録するなど、クリエイター支援の先駆者として活動を広げてきました。

2023年には、NFTのオープンエディション機能を導入し、Jack Butcherの「Checks」や「Opepen」などのプロジェクトが誕生。2024年には、Zoraアプリのリリースを通じて、モバイルでのNFT発行を容易にするなど、オンチェーンソーシャル分野においてもリーダー的存在となりました。

今後の展開

Zoraは「よりオープンで公平なシステムを構築する」という理念のもと、$ZORAトークンの導入を通じてクリエイターのエコシステムをさらに拡大するとしています。なお、$ZORAは純粋に「楽しむためのトークン」として設計されており、ガバナンス権やZoraのプロダクトに対する持分は付与されないことが明記されています。

今後、Zoraはエアドロップの詳細や具体的な活用方法について随時発表していく予定です。興味のある方は、公式のアナウンスやサポートページを通じて、最新情報を随時チェックしましょう。

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参照元:NFT Media

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