
Inkが「OP Enterprise Fully Managed」を採用
暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が支援するレイヤー2(L2)ネットワーク「インク(Ink)」が、オプティミズム(Optimism)の企業向けブロックチェーン運用サービス「OPエンタープライズ・フルマネージド(OP Enterprise Fully Managed)」へのアップグレードを6月23日に発表した。切り替えは今年8月に予定されている。
OPエンタープライズは、オプティミズムが企業向けに提供するマネージド型ブロックチェーン基盤だ。独自チェーンを構築するための「OPスタック(OP Stack)」に加え、オプティミズムがチェーン運用を担う「OPエンタープライズ・フルマネージド」、企業自身が運用する「セルフ・マネージド(Self Managed)」、オプティミズムのメインネットを利用する「OPメインネット(OP Mainnet)」の3つの提供形態を用意している。
今回インクが採用した「OPエンタープライズ・フリー・マネージド」では、オプティミズムの開発を主導するOPラボ(OP Labs)がシーケンサーの運用や監視、インシデント対応、RPC、ブロックエクスプローラーの運用、プロトコルのアップグレードなど、本番環境の運用を担当する。一方、インク財団(Ink Foundation)は、エコシステムの拡大や金融商品の開発に注力すると説明している。
OPエンタープライズ・フルマネージドへの移行後も、インク利用者向けの仕様に実質的な変更はないとのこと。インクのチェーンIDやアプリケーションはそのまま維持され、「タイドロ(Tydro)」や「ナド(Nado)」を含む既存サービスも継続して利用できるという。
また、インクは「OPエンタープライズ」のプレミアム機能群のローンチパートナーにもなる予定だ。
今後は、ブロックごとの取引ルールを設定できる「プログラム可能なブロック構築(Programmable Block Building)」や、オプティミスティック・ロールアップ(Optimistic Rollup)のファイナライズに伴うL2からイーサリアム(Ethereum)レイヤー1(L1)への資産引き出し期間を、従来の約7日から約1日に短縮する証明システムのほか、200ミリ秒のネイティブサブブロック、シーケンサーレベルでのコンプライアンス機能などを順次提供する予定としている。
オプティミズムは、これらの機能により、現実資産(RWA)やトークン化金融商品、機関投資家向け金融商品の開発に必要なブロックチェーン基盤の提供を目指すと説明している。
なおインクは、2024年12月のローンチ以降、OPスタック上で最も活発なネットワークの1つへ成長したという。今回のアップグレードは、暗号資産取引所ビットパンダ(Bitpanda)がローンチ予定の「ビジョン・チェーン(Vision Chain)」に続く、「OPエンタープライズ・フルマネージド」の導入事例になるとのことだ。
Since launching in 2024, @inkonchain has grown to a peak of ~24.8M monthly transactions and nearly 500K monthly active addresses.
— Optimism (@Optimism) June 24, 2026
Most of which had no prior onchain history. pic.twitter.com/ZX9Ps95jBR
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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