テザーが「USDT0」発表|OFT標準採用のクロスチェーン対応ステーブルコイン

米ドル連動ステーブルコインのUSDTを発行しているTether(テザー)は2025年1月17日に、イーサリアム上のUSDTと1:1の価値を維持するクロスチェーン対応ステーブルコイン「USDT0」を発表しました。

USDT0は、異なるブロックチェーン上の代替可能トークンと相互運用できるように設計されたトークン規格であるOmnichain Fungible Token(OFT)標準を採用した新たなステーブルコインとなっています。

この新しいステーブルコインは最初にKrakenのレイヤー2ソリューション「INK L2」で展開されるとのことで、将来的には「Berachain」や「MegaETH」への展開も予定されていると報告されています。

USDT0のご紹介

Tetherは、世界の経済を大きく変革し、わずか10年余りで約1,400億ドル規模の世界最大のステーブルアセットとなりました。これにより、仮想通貨がもともと約束していた「金融サービスを受けられない人々への銀行サービス提供」という使命を果たし、世界中の何十億人もの人々に重要な金融インフラを提供してきました。

USDTが基盤を築き、
今日、その進化が加速します。

あなたのUSDTを、どこでも。
間もなくさまざまなチェーンで利用可能になります。

公式発表によると、USDT0はOFT標準を採用することによって、安全・迅速・低コストなトークン転送を実現しているとのことで、「USDTの相互運用性を向上させて摩擦を減らすことで、Tetherのビジョンに沿った形でユーザー体験を向上させる」と説明されています。

なお、USDT・USDT0の相互転送は「USDT0公式サイトの転送ページ」から行うことが可能で、公式発表ではUSDT0の導入を検討しているエコシステムを募集していることも報告されています。

>>ステーブルコイン関連の最新ニュースはこちら

Souce:USDT0公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:USDT0公式サイトから引用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です