顧客ポートフォリオの仮想通貨配分が倍増|金融アドバイザーへの調査で判明

金融アドバイザー、顧客ポートフォリオに仮想通貨配分

仮想通貨運用会社Bitwiseが2025年1月9日に公開した調査レポートによると、金融アドバイザーが顧客のポートフォリオに仮想通貨を配分する割合が倍増しました。

Bitwiseとデータ連動型ETFプラットフォームVettaFiが共同で作成する「仮想通貨に対する金融アドバイザーの態度に関する調査」の2025年レポートが公開されました。

レポートによると、2024年の米国選挙の結果を受けて、半数以上の金融アドバイザーが2025年に仮想通貨に投資する可能性が高いと回答しています。

2024年の米国選挙によって、仮想通貨は強力な勝者として浮上しました。アドバイザーの56%は、2024年の選挙の結果を受けて、今年は仮想通貨に投資する可能性が高いと回答しています。

すでに金融アドバイザーの22%が顧客資産の一部を仮想通貨に割り当てたと回答し、前年比で2倍に伸びており、過去最高の数値を記録しています。

同時に、調査対象となった金融アドバイザーの96%が「顧客から仮想通貨に関する質問を受けた」と回答しました。レポートでは、顧客の関心はかつてないほど高まっていると指摘しています。

また、レポートは一度仮想通貨に資産を割り当てると、投資を継続・拡大する傾向が見られると指摘し、すでに顧客資産を割り当てている金融アドバイザーの99%が2025年はエクスポージャーを維持または増やす予定であることが分かりました。

ETF上場後もアクセスが障壁に

その他にも、いくつか課題について触れられています。レポートは、仮想通貨へのアクセスが依然として大きな障壁になっていると指摘しました。

すでにビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)のETFが市場に存在しますが、証券口座で仮想通貨を購入できると答えた顧客はわずか35%でした。

また、仮想通貨投資の障害となっている要素として、金融アドバイザーの50%が規制の不確実性を挙げました。一方、レポートでは、以前の調査では60%から65%の範囲であったことから、減少傾向にあるとも指摘しています。

Bitwise幹部のマット・ホーガン氏はレポートの公開に伴い「2024年の仮想通貨に疑問があったとしても、2025年の調査結果でその疑問は払拭されるでしょう」とコメントしました。

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Souce:Bitwise
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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