バイデン大統領が「ビットコイン」を支持?レーザーアイ投稿が仮想通貨業界でも話題に

バイデン大統領の「レーザーアイ」が話題に

アメリカのジョー・バイデン大統領が2023年8月4日に「レーザーアイ」の加工を施したマグカップを使用している動画を投稿したことが仮想通貨業界でも注目を集めています。

今回の投稿は、ジョー・バイデン氏のキャンペーンページで販売されているマグカップ「DARK ROAST MAG」を宣伝するもので、投稿内には販売ページへのリンクも記載されています。

この販売サイトは2024年大統領選への再選出馬を表明したバイデン大統領の公式キャンペーンページであり、商品を購入すると「Biden Victory Fund」へ寄付される仕組みとなっています。

ジョーのカップでこれまでにないほど美味しい一杯に

話題のミーム「レーザーアイ」とは?

今回の投稿で話題になっている「レーザーアイ」とは、特定の人物の目からレーザー光線が出ているように加工された画像を投稿するミームであり、現在は仮想通貨業界を含む様々な場面でレーザーアイの画像が投稿されています。

レーザーアイは「ビットコイン支持の証」としても知られているため、今回の投稿は仮想通貨業界でも注目されていますが、バイデン大統領のグッズで使用されているのは「ダーク・ブランドン」と呼ばれるネットミームに関するものである可能性が高いため、その違いを認識しておくことが重要です。

仮想通貨業界ではBTC支持の証

仮想通貨業界で利用されているレーザーアイは「ビットコイン価格10万ドル到達を支持する証」として認識されているもので、2021年6月にエルサルバドルで「BTCを法定通貨に法案」が出された際には多くの政治家がレーザーアイの画像を投稿していました。

現在は一時的に普及していた「レーザーアイのプロフィールアイコン」の多くが別のものに変更されていますが、一時期は政治家や著名人を含めた多くの人々がレーザーアイを使用していました。

そのため、仮想通貨業界では「バイデン大統領の投稿は仮想通貨の支持を表明するものだ」と認識する意見も出ており、そのような意見が拡散して仮想通貨業界でも今回の投稿が注目を集めています。

今回の投稿は「ダーク・ブランドン」

一方、バイデン大統領が今回販売している各種グッズで使用されているレーザーアイは「ダーク・ブランドン」として知られるネットミームの1つとされています。

「ダーク・ブランドン」の元になったのは2021年に行われたNASCARのブランドン・ブラウン選手のインタビューで、取材中に観客で合唱されていた「F**k Joe Biden」という発言が「Let’s Go Brandon」と言っていると報じられたことがきっかけとなっています。

この動画はトランプ支持者のネタとなり、その後はこのミームを用いたグッズが発売されていましたが、さらなる進展で「ブランドン」が「バイデン」を表す言葉になり、最終的に「ダーク・ブランドン」が登場しました。

トランプ支持者の間ではレーザーアイが使用されていますが、ダーク・ブランドンでも同様にレーザーアイの画像が使用されており、バイデン大統領の赤い星は「バイデン大統領の強さのシンボル」とされています。

ビットコインの宣伝に繋がった可能性?

バイデン政権は仮想通貨を歓迎しているとは言えない政策を行ってきているため、今回のレーザーアイについては「このレーザーアイがビットコインや仮想通貨に対する支持である可能性は低い」と見られています。

しかしながら、現在は「バイデン大統領はビットコインを支持している」などといった内容の投稿も多数行われているため、「今回のレーザーアイが偶発的にビットコインや仮想通貨の宣伝に繋がった可能性がある」と称賛する意見も出ています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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