【週間海外NFTニュース】1/9〜1/15 | これだけは押さえておきたいニュース4選
NFTに興味はあるけれど時間がなくて情報をキャッチアップしきれない。ましてや海外で発信されている外国語のニュースなんて追ってられない。そんな方に向けて、本記事では、今週1週間に海外で発信されたニュースの中からNFTメディア編集部が厳選したものをまとめて紹介します。
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ドイツの自動車メーカー「BMW」、ブロックチェーンを活用したロイヤリティプログラムを開始
ドイツの自動車メーカー「BMW」は、ブロックチェーンを利用した最新のロイヤリティプログラムを発表しました。
発表によると、BMWはweb3を同社のシステムに統合した後、タイに拠点を置く顧客向けにブロックチェーンベースのロイヤルティプログラムの導入も視野に入れているとのことです。
BMWは今回、世界最大の暗号交換プラットフォーム「Binance(バイナンス)」のブロックチェーン部門である「BNB Chain」および、ブロックチェーンインフラストラクチャプラットフォームである「Coinweb」と提携しています。
BNB Chainが取引を処理し、Coinwebはブロックチェーン技術を同社の業務に統合するために必要なインフラを提供することになっています。
さらにCoinwebは、BMWの顧客がロイヤルティプログラムに使用するアプリを開発する予定です。
この取り組みの目的は、BMWグループのお客様にインセンティブを与え、これまで以上に多くの特典を提供することです。
さらに今回のBMWの動きは、データの安全性と合理化を約束するWeb3技術が、企業にとっていかに有益であるかを示しており、自動車市場だけでなく、それ以外の分野でもインパクトを与えることになりそうです。
企業:BMW
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Mercedes-BenzとアニメクリエイターブランドのSUPERPLASTICがコラボ、限定エディションを発売
高級自動車メーカー「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」は、限定コレクターズアイテムのリリースで知られるアニメやおもちゃのクリエイターブランド「SUPERPLASTIC(スーパープラスチック)」とコラボレーションすることを発表しました。
コラボレーションの皮切りとして、メルセデス・ベンツのマスコットである犬がモチーフのヴァッケルダッケル(首振り人形)を、SUPERPLASTICのキャラクター化させた「スーパーダッケル」を制作しました。
SUPERPLASTICの創立者兼CEOであるポール・バドニッツ氏は、「ヴァッケルダッケルは、ポップカルチャーとカーマニアの象徴であり、新しい時代のためにヴァッケルダッケルを現代風にアレンジすることができるのは、とてもエキサイティングなことです。このようなキャラクターを新時代のために進化させる機会は、SUPERPLASTICチームにとって素晴らしい経験でした」と述べています。
今回のコラボレーションがNFT化されるかはまだ不明ですが、「今年後半に招待受付が開始される」と特設サイトに記載されています。
企業:SUPERPLASTIC
BAYCが新イベントを発表、「DOO KEY DASH」とは?
Yuga Labs社のNFTコレクションBAYC(Bored Ape Yacht Club)が新たなミントイベント「DOO KEY DASH」を公開しました。
このイベントにてトップスコアを獲得した人は、リワードを得ることができます。
「DOO KEY DASH」のプレイにはSEWER PASSと呼ばれるNFTの保有が必要であり、獲得にはBAYCまたはMAYC(Mutant Ape Yacht Club)のNFTが必要です。
2023年1月17日から2月8日までの期間、BAYCとMAYCのNFTホルダーには、SEWER PASS NFTが無料で提供されます。
SEWER PASSは二次再販も可能であり、所有者から取得した場合はBAYCとMAYCのホルダーでなくてもプレイ可能です。
このパスには複数のレベルがあり、所有しているNFTの種類によって異なります。
NFTによってはゲームのスコアにボーナスを加算することもできるパスが手に入ります。
BAYCは2022年年末に新プロジェクト「The Trial of Jimmy the Monkey」を公開しており、2023年いっぱいこのようなイベントが随時公開されていくことを発表しています。
企業:Yuga Labs
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https://mdvmm.xyz/mint-intro
InstagramのNFT取引機能が好調スタート、トップアーティストのプロジェクトが即時完売
Instagramにてデジタルコレクター機能がテスト導入されてから8ヶ月程が経過し、好調に活用されていることが判明しました。
Instagramは、世界で20億人以上のユーザーを誇る最大のソーシャルメディアネットワークの1つであり、幅広い購入希望者に作品を見せることができる利便性から、著名なクリエイターたちがこの機能を高く評価しています。
トップクリエイターでありInstagramのフォロワーが12万人のDrifter Shoots氏が同プラットフォームにてプロジェクトを公開したところ、10秒で作品が完売したと報告しています。
一方で、アプリ内課金には、AppleやGoogleから15%から30%という高い手数料が課されるためNFTの販売利益が小さくなってしまう課題もあります。
しかし、Instagramは自社のプラットフォームでNFT取引を可能にすることで、DeFiプロトコルに馴染みのない人も容易にNFTを入手することができ、一般の人にとって複雑なオンボーディングプロセスを省き、法定通貨で支払うことができる点は魅力的です。
NFTをメインストリームに普及させるためにはこのようなプラットフォームと絡めることがキーとなっています。
企業:Meta
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https://nftnewstoday.com/2023/01/12/nfts-instagram-proving-popular-top-artists-sell-out-in-seconds/
参照元:NFT Media