a16zがweb3の規制明確化へ、元議院スタッフ採用

a16zがweb3の規制明確化へ、元議院スタッフ採用

大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が、下院金融サービス委員会の副ディレクターを務めたコリン・マッキューン(Collin Maccune)氏を、同社のクリプト部門政府担当責任者として採用したことを10月20日に発表した。

マッキューン氏はこれまで10年間、下院金融サービス委員会や下院交通インフラ委員会、下院規制委員会など、議会に関わる職を経験してきた。a16zではそれらの経験を活かし、web3に関する規制の明確化に取り組むとのことだ。

a16zによると、web3の規制明確化は「超党派の課題」であり、政策立案者と企業が協力して包括的なWeb3の法律や規制の実現に取り組む必要があるとのことだ。

マッキューン氏はツイッターにて「(Web3 に関する)政府への提言活動は、極めて重要な局面を迎えています。今後5年間の法律や規制への取り組みが、今後数十年にわたり米国の競争力に影響を与えることになります。今、これまで以上に、産業界と法律家が協力し合わなければなりません。新しいテクノロジーには、新しい考え方が必要です」とコメントしている。

またa16zの最高執行責任者であるアンソニー・アルバネーゼ(Anthony Albanese)氏は「私たちのチームを補完するために、米国の立法過程に対する深い理解を持つ人材が不可欠だと考えています。コリンの立法問題と暗号業界への深い理解は、私たちのチームにとって貴重な存在となります」とコメントしている

なおa16zの暗号資産に関連した最近の動向として、今年5月に業界最大となる45億ドル規模のWeb3ファンド「クリプトファンド4」を立ち上げている。また10月4日にはWeb3企業Web3データプロトコルゴールデン(Web3 Data Protocol Golden)の4000万ドルの資金調達を主導している。

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参考:a16z 
デザイン:一本寿和
images:iStocks/vittaya25

参照元:ニュース – あたらしい経済

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