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アングル:新型コロナショック、太陽黒点が示唆するブラックスワンか

「2020年夏ごろまでに世界金融市場を揺るがすリーマン級のショックが起きる可能性がある」──日本銀行出身のクレディ・スイス証券チーフエコノミスト、白川浩道副会長は、昨年10月から国内外の顧客に向け発信を始めた。太陽活動の活発さを示す黒点の数のサイクルが極小期に差しかかり、「金融市場の大波乱が近い」との予兆を認識したのだ。
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内外の市場を注視、適切に躊躇なく対応=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は9日、参院予算委員会で、2日の総裁談話に基づき潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めると述べた。内外市場の動向を注視し「適切に躊躇なく対応していく」と強調した。一方、麻生太郎財務相は、3日の主要7カ国(G7)電話会談で「金融(政策)でやれる範囲はかなり限られたものになってきているので、財政を出動すべきだ」とする日本の立場を説明したと述べた。
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日経平均は1050円安、今年最大の下げ幅 原油急落と円高を嫌気

東京株式市場で日経平均は大幅続落し、終値ベースで今年最大の下げ幅となった。原油価格の急落と為替の円高進行に伴い、朝方から全面安の展開となった。日経平均は心理的節目である2万円を下抜けた後もさらに下げ幅を拡大。一時1万9500円を割り込み、2019年1月4日以来、約1年2カ月ぶりの安値をつけた。東証1部の売買代金は3兆4646億4000万円まで膨らんだ。