
米IBMのブロックチェーン基盤のサプライチェーン管理システム、セールスフォースなどと新機能開発【ニュース】

IBMのブロックチェーン基盤のサプライチェーン管理システム「スターリング・サプライチェーン」は、セールスフォースなどが開発した新たな機能を統合した。
IBMのブロックチェーン基盤のサプライチェーン管理システム「スターリング・サプライチェーン」は、セールスフォースなどが開発した新たな機能を統合した。
オマーンのサラーラ港は、IBMと物流大手のマースクが開発したブロックチェーン国際貿易プラットフォーム「トレードレンズ(TradeLens)」に参加した。1月8日にタイムズ・オブ・オマーンが報じた。
スペインのカイシャバンクは1月3日、ブロックチェーンの金融プラットフォーム「We.trade」を採用した。カイシャバンクは、顧客1580万人とされる。
IBMと農産物サプライチェーンの透明性とサステイナビリティ強化に取り組むファーマー・コネクトは1月6日、米ラスベガスで開催されたデジタル技術の見本市(CES)でコーヒー豆を追跡するブロックチェーン基盤アプリの実演を行った。
インド・ムンバイでIBMのソリューション構築を手掛けるバイラル・サー氏は、同氏のリンクトインのプロフィール情報によると、リップルネットを利用した概念実証(PoC)に取り組んでいるという。
ベトナム・ホーチミン市所在のカイメップ国際ターミナルは12月19日、ブロックチェーン基盤の国際貿易プラットフォーム「TradeLens(トレードレンズ)」にベトナムで初めて参加したと発表した。サプライ・チェーン情報のリアルタイム共有により、国際貿易における業務フローを効率化するという。
英国とスイスの鉱山開発及び商品取引を行うグレンコアは、IBMが開発したブロックチェーンソリューションを使用して、コバルトを追跡する。12月12日にプレスリリースで述べた。
分散型元帳技術関連の共同事業体で信用組合サービス組織(CUSO)のCUレジャー(CULedger)は、米国の3信用組合と連携して、個人認証(ID)プラットフォームの導入に向けた試験に成功した。フィンテック・フューチャーズが12月16日に報じた。
シンガポール政府が支援するブロックチェーンプラットフォームのトライブ・アクセレレーターは、1570万ドル(約17億円)のスタートアップらの資金調達を支援した。12月2日にコインテレグラフに宛てたプレスリリースで述べた。これまでの総額が2800万ドル(約30億円)となったとしている。
食品産業は、ブロックチェーン技術とIoT(モノのインターネット)とによるサプライチェーンの追跡を実現することで、「食品偽装(フード・フラウド)」に関するコストを2024年までに約310億ドル(約4兆4000億円。全世界)削減できるという。