豪ドル安を望む豪中銀の思惑に反して、 豪ドル/円は上昇トレンドに転換しそう!?
■豪ドル/円は2013年に105円台の高値から下落 今回は、豪ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。豪ドル/円は、2013年に105円台の高値を付けた。しかし、105円台から下落に転じ、ボックス相場「紫の破線」を形成した、と考える。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は99.00円近辺、下限は86.00円近辺、と考える。
このボックス相場「紫の破線」を上にブレイクして、「買いシグナル」を発した、と考える。
豪ドル/円は、103.00円近辺(102円台後半)に上昇したが、前回の高値を更新することなく、下落に転じた。
その結果として、一回り大きいボックス相場「赤の破線」を形成した、と考える。ボックス相場「赤の破線」の上限は105円台ミドル程度、下限は86.00円近辺、と考える。
■ボックス相場を次々と下抜けして下落 豪ドル/円は、下落を続け、ボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、82.00円近辺まで下落したが、82.00円近辺から反転、急上昇している。
この反転急上昇で、90円台まで大きく反発したが、2016年年初の値動きで、大きく急落している。
その結果として、豪ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成した、と考える。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は91.00円近辺、下限は82.00円近辺、と考える。
ボックス相場「茶色の破線」の下限(82.00円近辺)を割り込み、安値を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」を発してからの豪ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。ボックス相場「ピンクの破線」の上限は87.00円近辺、下限は77.50円近辺、と考える。
このボックス相場「ピンクの破線」の下限を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、豪ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を形成した、と考える。ボックス相場「緑の破線」の上限は82.50円近辺、下限は72.00円近辺、と考える。
■直近は81円近辺から反発してボックス相場を形成中 レジスタンス・ライン(1)「緑の破線(細線)」を表示した。
豪ドル/円は、102円台の高値(2番天井)から、このレジスタンス・ライン(1)「緑の破線(細線)」に従って下落した。
このレジスタンス・ライン(1)「緑の破線(細線)」を上に抜けて、「買いシグナル」を発し、そして、ボックス相場「緑の破線」の上限(82.50円近辺)を上に抜けて、さらに「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、88.00円近辺に上昇したが、88.00円近辺から、81.00円近辺に急落した。
81.00円近辺からは、反発(上昇)している。
豪ドル/円は、ボックス相場「青の破線」を形成中、と考える。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は90.50円近辺、下限は81.00円近辺、と考える。
90円台に乗せたことで、高値を更新したのですが、90円台からは下落に転じているので、ボックス相場「青の破線」が続いている、と考える。
週足チャートにレジスタンス・ライン(2)「緑の破線(太線)」を表示した。
このレジスタンス・ライン(2)「緑の破線(太線)」を上に抜けた時点で、「買いシグナル」を発した、と考える。
ただし、今のところ、ボックス相場「青の破線」が続いている、と考える。
続いて、日足チャートをご覧いただき…
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は99.00円近辺、下限は86.00円近辺、と考える。
このボックス相場「紫の破線」を上にブレイクして、「買いシグナル」を発した、と考える。
豪ドル/円は、103.00円近辺(102円台後半)に上昇したが、前回の高値を更新することなく、下落に転じた。
その結果として、一回り大きいボックス相場「赤の破線」を形成した、と考える。ボックス相場「赤の破線」の上限は105円台ミドル程度、下限は86.00円近辺、と考える。
■ボックス相場を次々と下抜けして下落 豪ドル/円は、下落を続け、ボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、82.00円近辺まで下落したが、82.00円近辺から反転、急上昇している。
この反転急上昇で、90円台まで大きく反発したが、2016年年初の値動きで、大きく急落している。
その結果として、豪ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成した、と考える。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は91.00円近辺、下限は82.00円近辺、と考える。
ボックス相場「茶色の破線」の下限(82.00円近辺)を割り込み、安値を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」を発してからの豪ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。ボックス相場「ピンクの破線」の上限は87.00円近辺、下限は77.50円近辺、と考える。
このボックス相場「ピンクの破線」の下限を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、豪ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を形成した、と考える。ボックス相場「緑の破線」の上限は82.50円近辺、下限は72.00円近辺、と考える。
■直近は81円近辺から反発してボックス相場を形成中 レジスタンス・ライン(1)「緑の破線(細線)」を表示した。
豪ドル/円は、102円台の高値(2番天井)から、このレジスタンス・ライン(1)「緑の破線(細線)」に従って下落した。
このレジスタンス・ライン(1)「緑の破線(細線)」を上に抜けて、「買いシグナル」を発し、そして、ボックス相場「緑の破線」の上限(82.50円近辺)を上に抜けて、さらに「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、88.00円近辺に上昇したが、88.00円近辺から、81.00円近辺に急落した。
81.00円近辺からは、反発(上昇)している。
豪ドル/円は、ボックス相場「青の破線」を形成中、と考える。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は90.50円近辺、下限は81.00円近辺、と考える。
90円台に乗せたことで、高値を更新したのですが、90円台からは下落に転じているので、ボックス相場「青の破線」が続いている、と考える。
週足チャートにレジスタンス・ライン(2)「緑の破線(太線)」を表示した。
このレジスタンス・ライン(2)「緑の破線(太線)」を上に抜けた時点で、「買いシグナル」を発した、と考える。
ただし、今のところ、ボックス相場「青の破線」が続いている、と考える。
続いて、日足チャートをご覧いただき…