ユーロ/米ドルはまだまだ上昇!?ターゲットは 短期的には1.265ドル、ゆくゆくは1.31ドル台!?
■ユーロ/米ドルの月足チャートは「高値圏での乱高下」 今回はユーロ/米ドルの分析を行なう。まず、月足チャートをご覧いただきたい。
ユーロ/米ドル 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
月足チャートで見ると、ユーロ/米ドルは、0.8500ドル近辺(安値は、0.8200ドル近辺)から、1.6000ドル近辺まで大きく上昇している。
1.6000ドル近辺の高値を付けて以降は、安値1.2000ドル程度-高値1.6000ドル程度のゾーンで、大きく上下動を繰り返した。
この「安値1.2000ドル程度-高値1.6000ドル程度のゾーンでの大きな上下動」は、個人的には、「高値圏での乱高下」と、判断している。
いつもではないのだが(=必ずではないのだが)、一般的に、「高値圏での乱高下」は、「売りのシグナル」だ。
つまり、この大きな上下動は、いずれネック・ライン(=下限)を下に割り込むことを示唆しているのだろう、と推測していた。
このネック・ライン(=下限)は、1.2000ドル近辺のことで、ネック・ライン(=下限)を割り込む場合は、その後で、大きく下落する、と考える。
■チャート・ポイントの1.20ドルを割り込み「売りシグナル」 上述のように考えていたところ、1.2000ドルを割り込んだ。
重要な節目(=チャート・ポイント)である1.2000ドルを割り込んだことで、「売りシグナル」を発した、と考える。
相場を振り返る。2012年半ばころから、2014年半ばころまでの上昇は、サポート・ライン「緑の破線」に従っていた、と考える。
ユーロ/米ドルは、このサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ時点で、まず、「売りシグナル」を発した、と考える。
■長期のサポートラインを割り込みさらなる「売りシグナル」 長期のサポート・ライン「赤の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
月足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、この長期のサポート・ライン「赤の破線」を割り込み、その時点で、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
中長期のチャート(この月足チャート)で判断するならば、「赤の破線」を割り込んで発せられたこの「売りシグナル」のターゲットは、「紫の破線」で表示した1.18ドル台の水平線と考える。
月足チャートを見てのとおりに、上述のターゲット(1.18ドル台ミドル)は、達成した、と考える。
■ユーロ/米ドルの月足はウェッジを形成していた 長期のレジスタンス・ライン「紫の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2008年以降のユーロ/米ドルが、下落トレンド(下落傾向)にあることを示している、と考える。
1.18ドル台に「紫の破線」で水平線を表示した。これらの2本の「紫の破線」に注目すると、ユーロ/米ドルは、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
2015年1月の値動きで、重要なチャート・ポイント1.2000ドルを割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、1.18ドル台の水平線「紫の破線」を、割り込み、「三角保ち合い(ウェッジ)」を下に抜けて、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
この1.18ドル台ミドルを割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、ユーロ/米ドルは、1.04ドル台ミドル(1.0460-65ドル水準)の安値を付けた。
1.04ドル台からは、1.17ドル台に大きく反発(上昇)した。しかし、1.17ドル台からは、再び下落に転じている。
ユーロ/米ドルは、1.17ドル台から1.05ドル台に下落したが、1.05ドル台から1.16ドル台にまで再度、上昇している。
月足チャートに、1.04ドル台ミドルの水平線「ピンクの破線」を…
ユーロ/米ドル 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
月足チャートで見ると、ユーロ/米ドルは、0.8500ドル近辺(安値は、0.8200ドル近辺)から、1.6000ドル近辺まで大きく上昇している。
1.6000ドル近辺の高値を付けて以降は、安値1.2000ドル程度-高値1.6000ドル程度のゾーンで、大きく上下動を繰り返した。
この「安値1.2000ドル程度-高値1.6000ドル程度のゾーンでの大きな上下動」は、個人的には、「高値圏での乱高下」と、判断している。
いつもではないのだが(=必ずではないのだが)、一般的に、「高値圏での乱高下」は、「売りのシグナル」だ。
つまり、この大きな上下動は、いずれネック・ライン(=下限)を下に割り込むことを示唆しているのだろう、と推測していた。
このネック・ライン(=下限)は、1.2000ドル近辺のことで、ネック・ライン(=下限)を割り込む場合は、その後で、大きく下落する、と考える。
■チャート・ポイントの1.20ドルを割り込み「売りシグナル」 上述のように考えていたところ、1.2000ドルを割り込んだ。
重要な節目(=チャート・ポイント)である1.2000ドルを割り込んだことで、「売りシグナル」を発した、と考える。
相場を振り返る。2012年半ばころから、2014年半ばころまでの上昇は、サポート・ライン「緑の破線」に従っていた、と考える。
ユーロ/米ドルは、このサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ時点で、まず、「売りシグナル」を発した、と考える。
■長期のサポートラインを割り込みさらなる「売りシグナル」 長期のサポート・ライン「赤の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
月足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、この長期のサポート・ライン「赤の破線」を割り込み、その時点で、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
中長期のチャート(この月足チャート)で判断するならば、「赤の破線」を割り込んで発せられたこの「売りシグナル」のターゲットは、「紫の破線」で表示した1.18ドル台の水平線と考える。
月足チャートを見てのとおりに、上述のターゲット(1.18ドル台ミドル)は、達成した、と考える。
■ユーロ/米ドルの月足はウェッジを形成していた 長期のレジスタンス・ライン「紫の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2008年以降のユーロ/米ドルが、下落トレンド(下落傾向)にあることを示している、と考える。
1.18ドル台に「紫の破線」で水平線を表示した。これらの2本の「紫の破線」に注目すると、ユーロ/米ドルは、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
2015年1月の値動きで、重要なチャート・ポイント1.2000ドルを割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
そして、1.18ドル台の水平線「紫の破線」を、割り込み、「三角保ち合い(ウェッジ)」を下に抜けて、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。
この1.18ドル台ミドルを割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、ユーロ/米ドルは、1.04ドル台ミドル(1.0460-65ドル水準)の安値を付けた。
1.04ドル台からは、1.17ドル台に大きく反発(上昇)した。しかし、1.17ドル台からは、再び下落に転じている。
ユーロ/米ドルは、1.17ドル台から1.05ドル台に下落したが、1.05ドル台から1.16ドル台にまで再度、上昇している。
月足チャートに、1.04ドル台ミドルの水平線「ピンクの破線」を…