米連続利下げ終わりで米株高も息切れ? ドル/円はレンジ…108円台前半で買い方針
■米中交渉が暗礁に乗り上げたら円買いの心構えを 先週(11月4日~)から今週(11月11日~)にかけて、特段、大きな変化はありませんが、一応、最近の政治状況、そして経済状況を1つずつチェックしていきましょう。
【参考記事】
●NYダウ史上最高値更新も為替は膠着…。株高・円安の動きが鈍くなった理由とは?(11月7日、今井雅人)
まず、米中の貿易交渉です。現在、部分合意に向けての最終的な詰めの協議がされています。
この中で、どうやらこれまで米中両国がかけ合っている関税を段階的に撤廃するという交渉も行われているようです。こちらは、うまくいくかどうか、よくわかりません。
その状況次第では、最悪、部分合意すらもできないという事態に陥る可能性は、まだゼロとは言えない状況です。
もし、交渉が暗礁に乗り上げてしまったときは、リスクオフで株安、円高になると思いますので、思い切って円買いポジションを取る心構えをしておくと良いのではないかと思います。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
■英下院選挙は12月に入ると大勢が予想しやすくなる 次にブレグジット(Brexit・英国のEU離脱)の問題です。英議会下院は解散し、選挙戦に入りました。
【参考記事】
●州知事選敗北がトランプ大統領の痛手に。NYダウ史上最高値更新もドル/円は重い(11月7日、西原宏一)
世論調査を見ると、今のところ、与党保守党がリード。次に、労働党、自由民主党、ブレグジット党という順番で続いているようです。
英下院選挙の世論調査では、ジョンソン英首相が率いる与党保守党がリードしているようだ (C)Justin Sullivan/Getty Images
単純に言えば、保守党とブレグジット党がブレグジット推進政党、労働党と自由民主党がEU(欧州連合)残留派政党という構図ですので、どちらが過半数を獲得するかが注目です。
12月に入ってくると大勢が予想しやすくなってきます。市場への影響が出てくるかもしれませんので、注意しておきましょう。
さて、政治状況はこれぐらいにして、景気動向、金融政策を…
【参考記事】
●NYダウ史上最高値更新も為替は膠着…。株高・円安の動きが鈍くなった理由とは?(11月7日、今井雅人)
まず、米中の貿易交渉です。現在、部分合意に向けての最終的な詰めの協議がされています。
この中で、どうやらこれまで米中両国がかけ合っている関税を段階的に撤廃するという交渉も行われているようです。こちらは、うまくいくかどうか、よくわかりません。
その状況次第では、最悪、部分合意すらもできないという事態に陥る可能性は、まだゼロとは言えない状況です。
もし、交渉が暗礁に乗り上げてしまったときは、リスクオフで株安、円高になると思いますので、思い切って円買いポジションを取る心構えをしておくと良いのではないかと思います。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
■英下院選挙は12月に入ると大勢が予想しやすくなる 次にブレグジット(Brexit・英国のEU離脱)の問題です。英議会下院は解散し、選挙戦に入りました。
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●州知事選敗北がトランプ大統領の痛手に。NYダウ史上最高値更新もドル/円は重い(11月7日、西原宏一)
世論調査を見ると、今のところ、与党保守党がリード。次に、労働党、自由民主党、ブレグジット党という順番で続いているようです。
英下院選挙の世論調査では、ジョンソン英首相が率いる与党保守党がリードしているようだ (C)Justin Sullivan/Getty Images
単純に言えば、保守党とブレグジット党がブレグジット推進政党、労働党と自由民主党がEU(欧州連合)残留派政党という構図ですので、どちらが過半数を獲得するかが注目です。
12月に入ってくると大勢が予想しやすくなってきます。市場への影響が出てくるかもしれませんので、注意しておきましょう。
さて、政治状況はこれぐらいにして、景気動向、金融政策を…