西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」

NZ中銀の8月利上げの可能性高まる。 ニュージーランドドル/米ドルは0.7500ドルに 向けて上値余地拡大へ ブログ

NZ中銀の8月利上げの可能性高まる。 ニュージーランドドル/米ドルは0.7500ドルに 向けて上値余地拡大へ

米6月CPIは、2008年8月以来の高い伸びに みなさん、こんにちは。
 今週(7月12日~)の米ドル/円は、米金利の乱高下の影響で方向性なく神経質に推移。
 まず、7月13日(火)の米国市場では、米6月CPI(消費者物価指数)が前月比で0.9%急上昇し、2008年8月以来の高い伸びに。
 この伸び率は、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想のすべてを上回っています。コアCPIも前月比で0.9%上昇しました。
 CPIの伸びの3割余りを中古車が占め...
なぜ、米10年債利回りは上昇しないのか? 米金利低下時の、米ドル/円上昇は難しい ブログ

なぜ、米10年債利回りは上昇しないのか? 米金利低下時の、米ドル/円上昇は難しい

■米10年債利回りは、節目の1.3000%を割り込む みなさん、こんにちは。
 7月に入り、早いもので今年も後半戦に入ります。
 月が変わると相場が大きく変わることも珍しくないため、今週(7月5日~)の為替相場の動向は重要だと思っています。
 そして、今週(7月5日~)のマーケットの注目は、米10年債利回りの急低下。
 先月(6月)のFOMC(米連邦公開市場委員会)でも、パウエル議長が「物価上昇、予想より大きく」とコメント。
 6月の米雇用...
ビットコインに続き、ゴールドも調整局面入り。 豪ドルは、0.7000ドルまで下値余地拡大へ ブログ

ビットコインに続き、ゴールドも調整局面入り。 豪ドルは、0.7000ドルまで下値余地拡大へ

■米ドル高が進む中、ユーロ/米ドルは1.18ドル半ばへ下落 みなさん、こんにちは。
 本日(7月1日)から新しい月に入ります。
 月が変わるとマーケットの景色がガラッと変わる事も珍しくないため、月初の動きには要注意です。
 たとえば、今年(2021年)3月に急騰した米ドル/円ですが、4月に入ると急激にその勢いを失ったことも記憶に新しいところ。
【参考記事】
●早晩、ドル/円の調整は終わる可能性高い。108円台ミドルレベルは、買いの好機!(4月15日、西原宏一)...
パウエル議長発言で、米ドル下落も限定的。 ユーロ/ドルは、1.1600ドルへの下落過程続く ブログ

パウエル議長発言で、米ドル下落も限定的。 ユーロ/ドルは、1.1600ドルへの下落過程続く

■パウエル議長発言が、米国株安・クロス円急落を止める みなさん、こんにちは。
 先週(6月21日~)のFOMCで米国のテーパリング(※)観測が根強い事が確認され、マーケットは米ドル高に大きく振れました。
(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)
ドルインデックス 日足(出所:IG証券)
 米国株も総じて反落し、豪ドル/円を筆頭にクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア...
FOMCは2023年末までに2回の利上げ示唆。 ユーロ/米ドルは、1.1600ドルへの下落過程に ブログ

FOMCは2023年末までに2回の利上げ示唆。 ユーロ/米ドルは、1.1600ドルへの下落過程に

■FOMCは2023年末までに2回の利上げ示唆 みなさん、こんにちは。
 今週(6月14日~)、最大のイベントであるFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が、日本時間17日(木)未明に発表されました。
 FOMCの予想中央値は、2023年末までに2回の利上げ示唆。
2021年6月FOMCで公表されたドットチャート(出所:FRB)
 FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長も「インフレは顕著に上昇した」とコメント。呼応して、米10年債利回りは一時1.59%台...
米ドル/円は米長期金利の低下に追随せず、 下値は限定的。上昇トレンドは継続か ブログ

米ドル/円は米長期金利の低下に追随せず、 下値は限定的。上昇トレンドは継続か

■為替マーケットは、神経質に推移も方向感なく乱高下 みなさん、こんにちは。
 先月(5月)からの為替マーケットは、神経質に推移するも方向感なく乱高下しているだけの展開が続いています。
 6月9日(水)のマーケットも、BOE(イングランド銀行[英国の中央銀行])のエコノミストが「英国経済は絶好調」とのコメントで一時、英ポンドが上昇するも、その後反落。
英ポンド/円 4時間足(出所:Tradingview)
 先週(5月31日~)発表になった、米雇用統計の数字の悪...
テーパリングの恩恵で、カナダドル依然堅調。 米金利上昇すれば、ドル/円は110円突破へ ブログ

テーパリングの恩恵で、カナダドル依然堅調。 米金利上昇すれば、ドル/円は110円突破へ

■テーパリングの恩恵などで、カナダドルは依然堅調 みなさん、こんにちは。
 今週(5月31日~)の為替相場も、テーパリング(※)に先行したBOC(カナダ銀行[カナダの中央銀行])が率いるカナダドルが堅調に推移。
(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)
 カナダドルが堅調な背景には、原油が堅調なことも挙げられます。
 6月2日(水)のNY市場では、原油が上昇。...
NZ中銀が、テーパリングに一歩前進。 ニュージーランドドル/円は85円へ上昇再開 ブログ

NZ中銀が、テーパリングに一歩前進。 ニュージーランドドル/円は85円へ上昇再開

■為替マーケットの3つのテーマを再確認 みなさん、こんにちは。
 まず、過去2週に続き、今回も為替マーケットのテーマを再確認してみます。
【参考記事】
●材木相場、暗号資産が調整局面入り…。株の下落誘引なら、リスクオフ要警戒!(5月20日、西原宏一)
●次にテーパリングに動くのは米国なのか?材木相場続伸で、カナダドル/円は95円目標(5月13日、西原宏一)
 現在は、下記の3つの要素が交互にテーマとなり、為替市場は方向を探っているといえます。
(1)BOC...
材木相場、暗号資産が調整局面入り…。 株の下落誘引なら、リスクオフ要警戒! ブログ

材木相場、暗号資産が調整局面入り…。 株の下落誘引なら、リスクオフ要警戒!

■材木相場急反落で、カナダドル続伸阻まれる みなさん、こんにちは。
 今週(5月17日~)はさまざまな金融商品で調整が入り始め、それが加速してきています。
 まず、材木相場です。今月(5月)に入って「ウッドショック」といわれ、暴騰していた材木相場ですが、一気に急落。以下は、材木先物の日足チャートです。
シカゴ材木先物 日足(出所:IG証券)
 材木相場は、一時、急騰していましたが、5月17日(月)に窓をあけて急反落しています。この急落により、カナダドルの続伸が...
次にテーパリングに動くのは米国なのか? 材木相場続伸で、カナダドル/円は95円目標に ブログ

次にテーパリングに動くのは米国なのか? 材木相場続伸で、カナダドル/円は95円目標に

■今年のマーケットを確認。どの時間軸でも円売りが顕著に みなさん、こんにちは
 私のメルマガ「トレード戦略指令!」でもご質問をいただいているのですが、5月中旬現在での今年(2021年)の為替マーケットのテーマをまとめます。
 今、マーケットで注目されているテーマは以下の3点になります。
(1)BOC(カナダ銀行[カナダの中央銀行])に続きテーパリング(※)に踏み切るところはどこだ?
(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々...