20日の仮想通貨ビットコインはWTI原油先物価格が暴落するなかで7000ドルのサポートラインを維持している。今週はビットコイン価格に影響を及ぼす、または注視すべき重要ラインが目白押しとなっている。今後数日間に注目すべき５つの点を紹介しよう。

香港の資産運用会社ベンチャー・スマート・アジアのブロックチェーン部門であるアラーノ・キャピタルが初年度目標が１億ドル規模の仮想通貨ビットコインファンドを立ち上げ、ビットコインの機関投資家向けに提供を始めた。

ビットバンクのアナリスト、長谷川友哉氏のデイリーレポート（4月20日）

20日時点の仮想通貨ビットコインは足元で7160ドル付近を推移している。7200ドルのレジスタンスを破れていないが、半減期を控え、データから強気の兆候が続々と示されている。

中国人民銀行が計画しているデジタル通貨（デジタル人民元、DCEP）について、当局の担当者が19日、中国CCTVの取材に応じ、デジタル人民元は既存の金融に影響を与えないと強調した。

FXCoin シニアストラテジスト松田康生氏の仮想通貨デイリーレポート（4月20日）

米ダラス連邦準備銀行が18日に発表した論文によると、仮想通貨の価格が規制に影響されやすいことが示された。政府による禁止に関するニュースが報道されると価格は下落した一方、規制が明確になると市場は急騰したという。

米国では新型コロナウイルスの経済対策として1200ドルが給付された。これは仮想通貨ビットコインの購入に使われたようだ。