2009年にマイニングされた仮想通貨（暗号資産）ビットコインが移動したことが話題となっている。議論を呼んでいるのは、ビットコイン創設者のサトシ・ナカモトが活動を開始したのではないかという説やクレイグ・ライト博士の主張が正しいかどうかだ。コインテレグラフはライト氏の弁護士に問い合わせて、ビットコインを動かしたのはライト氏かどうか聞いた。

米仮想通貨投資ファンドのグレイスケールは、5月19日、保有する仮想通貨資産額が過去最高となる38億ドル（約4066億円）に到達したことを発表した。2019年の5月の保有資産は21億ドル（約2140億円）だったことから、1年間で80％以上も増加したことになる。

2009年2月以降冬眠状態だったビットコインを移動したのは、コンピューターサイエンティストの故ハル・フィニー氏の遺族ではないことがあきらかになった。ハル・フィニー氏の妻のフラン・フィニー氏が確認した。

2009年以来冬眠状態であったビットコインが動かされた。

20日の仮想通貨ビットコインは9700ドルを推移している。1万ドルへチャレンジする中で狭いレンジの値動きは近く大きな値動きの前兆と読む声があるが、今週は大きな動きはないかもしれないと指摘するアナリストも出ている。

ビットバンクのアナリスト、長谷川友哉氏のマーケットレポート（5月20日）