昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/3 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/3 金)


----------11/2ドル円相場概況--------------------- OP 114.142HI 114.214LO 113.540CL 114.061 東京市場のドル円は、114円台をキープできずに113.70円台まで反落。その後は、日本株が堅調に推移する中で下げ渋った。欧州市場はドルが強含んだ流れに沿って114円台を回復。NY市場に入り新規失業保険の好結果を受けて114.214円の高値を付けた。しかし、トランプ税制改革の法案が公表されるとドル売りに傾斜。出尽くし売りか仕掛け的な売りかあるいは住宅市場への打撃を警戒しての動きか判然としないが、少なくとも財源への不透明感はぬぐえず年内の成立も難しいとの見方が支配的。株式市場でも発表直後にダウが下落するなど神経質に反応しており、ドル円も一時113.540円まで下落した。ただ、その後は株価が値を戻し、長期金利も持ち直す中、114円台を回復する「往って来い」の展開となった。 -----------11/2主な出来事---------------------------- 09:30(豪) 9月貿易収支+17.45億AUD前回+9.89億AUD(+8.73億AUD)予想+12.00億AUD 09:30(豪) 9月住宅建設許可 (前月比)+1.5%前回+0.4%(+0.1%)予想-1.0% 17:55(独) 10月失業者数-1.1万人前回-2.3万人(-2.2万人)予想-1.0万人 17:55(独) 10月失業率5.6%前回5.6%予想5.6% 18:30(英) 10月建設業PMI50.8前回48.1予想48.5 20:30(米) 10月チャレンジャー人員削減予定数 (前年比)-3.0%前回-27.0% 21:00(英) BOE政策金利0.25%に維持 21:00(英) BOE議事録・政策金利は7対2で引き上げ・カンリフ副総裁とラムスデン副総裁が据え置きを主張・資産購入枠を4350億ポンドで据え置くことを決定 21:00(英) BOE四半期インフレレポート・2017年GDP予想1.6%、従来1.7%・2018年GDP予想1.6%、従来1.6%・2019年GDP予想1.7%、従来1.8%・インフレ率は17年10月に3.2%付近でピークと見込む・2018年インフレ予想2.37%、従来2.58%・2019年インフレ予想2.21%、従来2.19%・2020年インフレ予想2.15%、従来2.22% 21:30 カーニー英中銀(BOE)総裁「インフレが利上げなしに目標へ戻る可能性は低い」「国内物価上昇圧力、今後数年で高まる公算大」「アクセルから足を離す時が来た」「最初の利上げはいくらか不確実性を生み出すが、影響が通常より大きいと考える理由はない」「利上げは政策金利の控えめな調整」「CPIは2度の利上げでも2020年に目標をやや上回るだろう」  21:30(米) 新規失業保険申請件数22.9万件前回23.3万件(23.4万件)予想23.5万件 21:30(米) 7-9月期非農業部門労働生産性・速報 (前期比年率)+3.0%前回+1.5%予想+2.6% 21:30(米) 7-9月期単位労働コスト・速報 (前期比年率)+0.5%前回+0.2%(+0.3%)予想+0.4% 23:00 米共和党、税制改革法案を公表・法人税率を現行の35%から20%へ・パススルー企業に対する税率を最高39.6%から25%へ・所得税の税率区分を現行の7区分から4区分に簡素化・高額所得者に対する最高税率は39.6%で据え置き・401KやIRA(個人退職年金)への課税は変更無し・住宅ローン減税適用の住宅価格を100万ドルから50万ドルへ 25:57 ムニューシン米財務長官「税制改革案は米国に大規模な資本投資を呼び込む」「税制改革案は何兆ドルもの米国への資金還流を保証する」 28:00 トランプ大統領、パウエル氏を次期FRB議長に指名 28:15 パウエル次期議長候補「FRB2大責務の達成を目指す決意」「米金融当局は市場の変化を引き続き警戒へ」 ------------11/2株式・債券・商品----------------------日経平均 22539.12 +19.04上海総合 3383.309 -12.604 英FT 7555.32 +67.36独DAX 134440.93 -24.58NYダウ 23516.26 +81.25 日10年債利回り 0.550%英10年債利回り 1.260%独10年債利回り 0.372%米2年債利回り 1.6080%米10年債利回り 2.3450% NY原油 54.54 +0.24NY金 1278.10 +0.80------------11/3きょうの注目材料--------------------- <国内>文化の日で休場 <海外>07:15    ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演09:30    9月豪小売売上高10:45    10月財新中国サービス業PMI18:30    10月英サービス業PMI19:30    ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演21:30    9月カナダ貿易収支21:30    10月カナダ雇用統計21:30    9月米貿易収支21:30    10月米雇用統計23:00    10月米ISM非製造業指数23:00    9月米製造業新規受注25:15    カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演29:15    クーレECB理事、講演 ------------11/3きょうのひとこと---------------------- 更新が遅くなりましたが、きょうは米10月雇用統計に注目です。前回(9月分)は、非農業部門雇用者数が7年ぶりにマイナスを記録した一方、失業率は16年ぶりの低水準に改善、平均時給も今年最高の伸びを示すなど、まさにハリケーンの影響で風向きが定まりませんでした。今回は、その吹き戻し的な予想となっており、非農業部門雇用者数は31.3万人増が見込まれています。なお、失業率は横ばいの4.2%、平均時給は前月比+0.2%、前年比+2.7%に減速の予想と、吹き戻しも風向きが一定ではなさそうです。  本日もよろしくお願いいたします。  
トランプ氏、アジア歴訪で北朝鮮への圧力強化要請へ=大統領補佐官 News

トランプ氏、アジア歴訪で北朝鮮への圧力強化要請へ=大統領補佐官

[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は5日からのアジア5カ国歴訪で、北朝鮮の核開発問題について時間切れが迫っていると各国指導者に警告し、北朝鮮を孤立化させる戦略を説明する方針。マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が2日、記者団に語った。

コラム:パウエルFRB議長でイエレン路線継続の幻想=鈴木敏之氏 News

コラム:パウエルFRB議長でイエレン路線継続の幻想=鈴木敏之氏

[東京 3日] - トランプ米大統領が11月2日、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の後継にパウエルFRB理事を指名した。正式に就任するには上院の承認が必要となるが、恐らくそのハードルはさほど高くないだろう。イエレン議長が任期満了を迎える来年2月3日には、パウエルFRBが船出することになりそうだ。

コラム:トランプ米大統領の訪中、金融業界は「蚊帳の外」 News

コラム:トランプ米大統領の訪中、金融業界は「蚊帳の外」

[ワシントン 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米ホワイトハウスが中国で楽に得点しようとする中、金融サービス会社は脇に追いやられている。トランプ米大統領のアジア歴訪で、エネルギーやゼネラル・エレクトリック(GE)GE.Nなどの製造業は中国の新指導部と親密になる機会を得るだろうが、ウォールストリートからは同行しない。