News

日経平均は続落、米国の懸念材料が重し 日経平均2万1000円割れ

東京株式市場で日経平均は続落。3日ぶりに2万1000円を下回った。前日の米国株市場でダウとS&P総合が下落。為替は円高に振れたことで日本株は朝方から売りが先行した。12月の米小売売上高が弱く、米景気への懸念が浮上したことや、トランプ米大統領が国家非常事態を宣言する方針を表明したことも投資家心理を冷ました。後場は下げ渋ったが、米中閣僚級貿易協議の結果を見極めたいとして積極的な売買は手控えられた。
News

コラム:欧州経済の「命綱」、ドイツに景気後退シグナル点灯=田中理氏

[東京 15日] - 欧州経済のけん引役であるドイツ景気に暗雲が垂れ込めている。14日発表された2018年10─12月期の実質国内総生産(GDP)は前期からゼロ成長。前期比0.2%減だった7─9月期からはやや戻し、辛うじてテクニカル・リセッション(2・四半期連続のマイナス成長)は免れたが、年明け後の企業景況感は一段と冷え込んでおり、景気後退のシグナルが点灯し始めたといえよう。
ブログ

一時111円台に乗せたドル/円は、なぜ失速? 新材料が出るまで米ドルの押し目買い継続

■見通し変わらず。予想どおりの米ドル高へ 前回のコラムまでにご紹介した見通しに関しては、今週(2月11日~)も、特に変っていません。
 FOMC(米連邦公開市場委員会)の影響を短期的に吸収したあとは、結局は、やや米ドル高の展開が続いています。
米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
 その背景について、もう一度考えてみたいと思います。
【参考記事】
●ドル堅調でも米ドル/円はエネルギー不足。金利狙いのトルコリラ買いチャンスが到来!?(2月7日、今井雅人)
●利上げ方針変更のFOMCで米ドル全面安! でも、米ドル安は長く続かないかも…?(1月31日、今井雅人)
●今の米ドル/円は下落しにくい状況にある!? 注目材料は3つ。米中合意なら円安ドル高へ(1月24日、今井雅人)
■市場の注目は金利差の絶対水準 FOMCの声明文を読むと、これまでと比べれば、確かにハト派に向いた内容ではあったものの、今後、金融緩和に転換するということではなく、あくまでも、今後の政策については、経済状況を見ながら柔軟に行うというものでした。
【参考記事】
●利上げ方針変更のFOMCで米ドル全面安! でも、米ドル安は長く続かないかも…?(1月31日、今井雅人)
 為替相場は、「金利差の変化」が発生している状態では、その変化に敏感に反応して値動きが大きくなり、投資家もそれに合わせた行動を取ります。
 しかし、それも永遠に続くわけではなく、いったん、それが収まって相場が膠着してくると、今度は一転して「金利差の絶対水準」に注目が集まるようになることが多いです。
※日本の政策金利は短期政策金利の値を掲載
※FRB、各国の中央銀行のデータを基にザイFX!が作成
 今回も、そういうケースです。
■なぜ米ドルの下落は一時的だった? 確かに、米国の中央銀行(FRB)は、自国の経済の状況を懸念して、金融政策の変更に柔軟な姿勢を見せました。
 しかし、それは米国に限ったことではありません。
 EU(欧州連合)諸国、中国をはじめ、全世界的に景気拡大が減速しています。
 OECD(経済協力開発機構)、IMF(国際通貨基金)、世界銀行だけではなく、金融機関やエコノミストのほとんどが、今後の世界経済の見通しに対して下方修正をしています。
OECD・IMF・世界銀行の世界経済見通し(2018年~2020年)※OECDは2018年11月時点のデータを参照
※IMFは2019年1月改訂見通しのデータを参照
※世界銀行は2019年1月予測を参照
※各機関の公表データをもとにザイFX!が作成
 為替相場は、2つの国の通貨の交換レートであるので、相対的にどうかという点が反映されます。そのことで、米ドルだけに下落圧力がかかるわけではありません。
 こうした、いくつもの背景があるということです。ですから、一時的に売られた米ドルも、結局、買い戻されるということになりました。
 しかし、金利相場というのは…