日野自とVWトラック&バスが提携検討 電動化や自動運転など News

日野自とVWトラック&バスが提携検討 電動化や自動運転など

[東京 12日 ロイター] - トヨタ自動車グループの日野自動車と独フォルクスワーゲン(VW)は12日、商用車分野で戦略的協力関係の構築を検討することで合意したと発表した。トラックやバスにおけるディーゼルエンジン、ハイブリッドなど電動化技術、コネクティビティー、自動運転などでの協業を模索する。今後、両社のトップらが参画する委員会を立ち上げ、具体的な協業内容を詰める。

コラム:視界不良の日米首脳会談、最悪のシナリオは何か=村嶋帰一氏 News

コラム:視界不良の日米首脳会談、最悪のシナリオは何か=村嶋帰一氏

[東京 12日] - 17―18日に行われる日米首脳会談では、1)北朝鮮問題への対応、2)日米の通商関係、の2つが主要テーマとなる見通しである。特に、後者に関してどのような議論が行われるかは、後述する理由から不透明感が極めて強く、何が飛び出すか分からない情勢だ。金融市場が想定外に大きく反応する可能性は否定できない。

米通商政策に加えて、シリア情勢悪化が 懸念材料に…。 米ドル/円は戻り鈍く反落か ブログ

米通商政策に加えて、シリア情勢悪化が 懸念材料に…。 米ドル/円は戻り鈍く反落か

■日経平均と米ドル/円は戻り基調に入ったものの… みなさん、こんにちは。

 先週(4月2日~)のコラムでご紹介させていただいたように、先月(3月)までと今月(4月)の相場は、少々違った展開。

 外国人投資家は、2001年から17年連続で4月に日本株を買い越しており、4月はいったん調整で、株、米ドル/円とも戻すのではないか? というのがアノマリーになっています。

【参考記事】

●米ハイテク株急落ほか悪材料は出尽くし!? セル・イン・メイに向けて米ドル/円は調整へ(4月5日、西原宏一)

 マーケットの想定どおり、4月に入ってから日経平均、米ドル/円とも戻り基調に入ったのですが、戻りが極めて限定的な展開に。

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 米ドル/円は107.50円にも届かず、本稿執筆時点では106円台後半でもみ合っています。

米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)

■シリア情勢悪化が不安定要因に この背景には、米国の通商政策に加え、もう1つの不安定要因がマーケットに投下されたことがあります。

 それは、シリア問題。

 4月11日(水)の欧州市場で注目を集めたのが、トランプ大統領の下記のツイートでした。

ロシアは「準備せよ」、ミサイルがシリアに来る

トランプ大統領は「ロシアはシリアに向けられたいかなるミサイルも打ち落とすと宣言している。準備に入ったほうがいい。(ミサイルが)来るからだ。見事で、新しく、『スマート』だ!」と述べた。

またロシアに対し、「自国民の殺害を楽しんでいる、ガス殺の獣(けだもの)」であるアサド氏と「手を組む」べきではないと警告した。

トランプ氏は、先週末に女性・子どもを含む40人以上が犠牲となったシリアでの空爆にロシアやイランが関与したとの結論に達した場合、両国に厳しい措置を取ると宣言している。だが米国はシリアに展開するロシアやイラン軍を標的とすることは示唆していない。

出所:Bloomberg

 トランプ大統領としては、2013年のオバマ政権の失敗をかなり意識している模様。

 オバマ前大統領は、シリアに対し、「化学兵器の使用はレッドライン越え」になると明言しました。

 しかし、2013年に、今回と同じ東グータで化学兵器が使用された際、当時のオバマ大統領は軍事介入を見送り、これが、かなり批判を浴びました。

 ただし、この局面では、ロシアの仲介で、シリアが化学兵器の廃棄に合意したことで、オバマ大統領が軍事介入をしなかったことは、ある意味正当化されます。

 合意に沿ってシリアは、大量の化学物質を廃棄。サリンも、そこに含まれていました。

 ところが、実際は廃棄していなかったという結末。

 そして、2017年4月。

 シリアが、再びサリンを使用したと判断した米国は、シリアのシャイラット空軍基地を巡航ミサイルで攻撃しました。

 先週(4月2日~)末には、シリアの…
米中貿易摩擦、交渉での緩和が望ましい=パーデュー農務長官 News

米中貿易摩擦、交渉での緩和が望ましい=パーデュー農務長官

[11日 ロイター] - パーデュー米農務長官は11日、米中貿易摩擦を緩和する方法として交渉が望ましいとの考えを示した。上院小委員会で長官は、もし交渉がまとまらない場合、最近可決された13億ドルの歳出法案で認められた資金を利用して農家の損害軽減をめざすとしたが、具体的な方策は示さなかった。

ファーストリテ、今期予想を上方修正 国内外でユニクロ事業好調  News

ファーストリテ、今期予想を上方修正 国内外でユニクロ事業好調 

[東京 12日 ロイター] - ファーストリテイリングは12日、2018年8月期(国際会計基準、IFRS)の業績予想を上方修正すると発表した。国内外のユニクロ事業が好調に推移している。特に、海外ユニクロ事業は9―2月期(上期)で65.6%増益となっており、業績をけん引している。

日銀、景気判断2地域で引き上げ 個人消費の改善が寄与 News

日銀、景気判断2地域で引き上げ 個人消費の改善が寄与

[東京 12日 ロイター] - 日銀は12日、4月の地域経済報告(さくらリポート)を公表し、全9地域のうち四国と九州・沖縄の2地域で景気判断を引き上げた。個人消費の改善が寄与した。一方、北海道は下方修正し、残りの6地域は据え置いた。報告書は「所得から支出への前向きな循環が続いている」と分析した。