初歩的な質問ですが、何でアメリカは利上げをするかどうかもめていて、結局利上げを見送ったんですか?利上げ見送りの、日本や世界経済への影響は? ブログ

初歩的な質問ですが、何でアメリカは利上げをするかどうかもめていて、結局利上げを見送ったんですか?利上げ見送りの、日本や世界経済への影響は?

(Question)
初歩的な質問ですが、何でアメリカは利上げをするかどうかもめていて、結局利上げを見送ったんですか?利上げ見送りの、日本や世界経済への影響は?

(画像は、アメリカ政策金利推移チャート)
秘伝チャートと、売買ジャッジをアレンジしてデイトレしていますが、本番で、ルールを守って取引できません。利食い決済が早すぎます。 (KOさんからのお便り) ブログ

秘伝チャートと、売買ジャッジをアレンジしてデイトレしていますが、本番で、ルールを守って取引できません。利食い決済が早すぎます。 (KOさんからのお便り)

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はじめまして、KOといいます。

為替王先生の投資マニュアル2012年度・2013年度を購入して、
秘伝チャートと売買ジャッジを自分なりにアレンジして、
デイトレを中心にトレードしています。
衝撃のマイナス金利予想も出たFOMC。 円高警戒! 米ドル/円は8月安値を打診か ブログ

衝撃のマイナス金利予想も出たFOMC。 円高警戒! 米ドル/円は8月安値を打診か

■コンセンサスどおりなのに、なぜ市場の反応は波乱含み? 筆者の予想どおり、日銀の追加緩和もなければ、FRB(米連邦準備制度理事会)の早期利上げもなかった。これはどちらかという、「王道」な予測だったので、市場コンセンサスにも近かったが、市場の反応は今のところ、やや波乱含みだ。

 米ドル安にリンクした形で、米国株が売られ、日本株もつれ安になっている。これは市場コンセンサス云々よりも、マーケットががっかりしているところに起因しているのではないかと思う。 

米ドルvs世界の通貨 1時間足 

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 1時間足) 

米国株(US30) 1時間足(出所:米国FXCM) 

日本株(JPN225) 1時間足(出所:米国FXCM)

 コンセンサスどおりなのに、なぜがっかりするかというと、薄々「もしかしたら」といった期待感もあったと言える。つまり、米早期利上げはないはずだが、もしかしたら利上げに踏み切るかもといった淡い期待感が市場関係者にあったのだ。

 なぜなら、米利上げをもって「金利を正常化するほど米景気回復が順調」という当局のお墨付きがほしい、といったセンチメントが一部市場関係者にあったからだ。

 当然のように、利上げがあれば、それはFRBが「もう大丈夫」のサインを出した、とも受け取れる。

 反面、利上げ見送り自体は本来株式市場にプラスの効果を与えるが、マーケットが逆のパターンを示すなら、それは、やはり「FRBが慎重にならざるを得ないほど、これからの見通しが厳しいのか」と皆が考えてしまったということだ。要するに、FRBから安心感を得られなかったわけで、それが株安・米ドル安を招いた。

■市場関係者の予想以上に今後の見通しが不透明に ところで、市場関係者がFRBからの安心感を渇望していること自体、裏を返せば市場が混乱しており、これからの見通しが極めて不透明になっているということである。

 中国株暴落を始め、最近の世界の金融市場の波乱から考えて、こういった不安心理の連鎖があってもおかしくないし、FRBから安心感をもらいたかったことも理解できる。

 さらに、利上げ見送りとともに、声明文もイエレンFRB議長の話も総じてハト派だった。

 事前予想では、利上げ見送りなら「タカ派基調の声明文やFRB議長の発言」、利上げするなら「ハト派基調の声明文やFRB議長の発言」といった推測が一部市場関係者に共有されていただけに、今回のFRBの姿勢は、ややサプライズとも言える。ここまで見通しが厳しくなったかと、市場関係者の不安が高まっている。

 こういった不安に拍車をかける要素は他にも…
下値メドは考えないでやっています アンカリング効果との付き合い方 ブログ

下値メドは考えないでやっています アンカリング効果との付き合い方

FXで「どこまで落ちるかわからない」というのはとても不安で怖いものです。気持ちを落ち着けるためには、「●●円がメド」といった目安が欲しくなるものです。これはアンカリング効果とも呼ばれる現象なのですが、これが大失敗の元になることもあります。アンカリング効果による失敗は、私も過去に何度も経験しました。この失敗を防ぐために私がやっていることについてまとめました。
トルコリラは、トルコの利下げ、政治状況の悪化、イスラム国の武力行使で、この先もっと下落するリスクはありますか? ブログ

トルコリラは、トルコの利下げ、政治状況の悪化、イスラム国の武力行使で、この先もっと下落するリスクはありますか?

大幅に下落しているトルコリラについて。
すでに全ポジションをロスカットしたという方もおられる一方で、
苦しいなか、耐えて戦っておられる読者の方も多いです。

Funaさん、HIRO-Sさんからのご相談のお便りを交えながら
現状と見通しについて解説いたします。
FOMC後の相場の動きをシミュレーション! 利上げは10月か12月へ持越しの可能性大 ブログ

FOMC後の相場の動きをシミュレーション! 利上げは10月か12月へ持越しの可能性大

■市場関係者の間でもがっぷり四つ! 米利上げはいつ? 本日9月17日(木)、日本時間でいえば18日(金)午前3時に米国のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表になります。

 1カ月ほど前までは、私は9月に一度利上げをすると考えていましたが、現段階では、今回は見送りになり、10月か12月に持ち越しになるのではないかと考えています。

【参考記事】

●9月米利上げの可能性は、まだ五分五分!この先、イケイケ相場にならない理由とは?(9月3日、今井雅人)

●FOMC議事録受け、米9月利上げ期待後退!ポイントとなった3つのキーワードとは?(8月20日、今井雅人)

 市場関係者の中でも、見方が分かれています。

 実際、市場のアナリスト113名中、利上げ予想が59名、据え置き予想が54名と、がっぷり四つの状況です。

 そこで、今回の会合で利上げを実施した場合と見送られた場合に、市場がどういうふうに反応するのかという点について、少し考えてみたいと思います。

■利上げが「実施された」場合のマーケットの動き まず、利上げをした場合でありますが、米ドルは一時的に上昇するのではないかと思います。

米ドルVS世界の通貨 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 1時間足)

 しかし、その後の定例記者会見で、おそらくイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、これで当面利上げはしないというようなメッセージを出すのではないかと推測されます。

 そうなると、逆に材料出尽し感が出てきて、それ以上、米ドル高には向かわなくなるのではないかとイメージしています。

 株式市場の反応ですが、最近の動きを見ていると、かなり理屈に合わない動きをする時があるので、予想するのが難しい状態です。

米国株(US30) 日足(出所:米国FXCM)

 ただ、一般的に考えれば、利上げが発表された直後は下落するものの、その後は持ち直してくるという動きになるということではないでしょうか。

■利上げが「実施されなかった」場合のマーケットの動き では逆に利上げをしなかった場合はどうでしょうか?

 現在は、利上げをすると予想している人の方が若干多いので、こちらの場合は、市場の反応は鈍いかもしれません。

 しかし、若干は米ドル安に反応するのではないかと思います。

米ドルVS世界の通貨 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 1時間足)

 ただ、10月から12月には利上げをするのではないかという見方が次第に市場に影響を与えて、米ドルが買い戻されていくという展開になる可能性が高いのではないかと思っています。

 あくまでもざっくりとした予想であるので、そのとおりに反応するかどうか、わかりませんが、一応のイメージングだけはしておきたいと思います。

 ただ、今回のFOMCの決定がどちらになったとしても、大きなトレンドを作るような動きになる可能性はあまり高くないと思っています。

 市場の変動幅は、それほど大きなものとならないと考えておきたいと思います。

 ところで、9月17日(木)に…
日銀の追加緩和期待が高まるワケとは? ドル/円は底固め後に124円へ上昇濃厚! ブログ

日銀の追加緩和期待が高まるワケとは? ドル/円は底固め後に124円へ上昇濃厚!

■G20以降は上海株下げ止まり、豪ドル/円は反発 みなさん、こんにちは。

 8月24日(月)の「チャイナブラックマンデー」以降、不安定な状況が続いていた上海株ですが、9月4日(金)~5日(土)に開催されたG20(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)で、中国が「バブル崩壊を認めた」ことをきっかけに、下げ止まりを見せています。

【参考記事】

●中国人民銀行総裁が株バブルを認めた! なぜ中国の外貨準備高は大幅減になった?(9月8日、西原宏一&松崎美子)

上海総合指数 日足(出所:CQG)

 バブル崩壊を認めたということは、中国が株の暴落に対して、さらなる対策を打つということになるため、市場に安心感が広がってきているわけです。

 これに連れて、上海株のプロキシー(代替)である、豪ドル/円も下げ一服で反発傾向。

豪ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 日足)

 もっとも、前回のコラムでご紹介させていただいた英ポンド/円が187円台まで反発していることが、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)を牽引している要素も大きいわけですが…。

【参考記事】

●日経平均1343円暴騰はなぜ起きたのか? さらに利下げ見込むNZドルは0.55ドルへ(9月10日、西原宏一)

英ポンド/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 日足)

 英ポンド/円が牽引するクロス円の反発により、米ドル/円も120円台を回復しています。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 急落は収束したとはいえ、日経平均は1万8000円台…
南アフリカランド円140万売りにより利益確保そして増額モード突入 勝率100%維持したもののヒヤヒヤものでした。 ブログ

南アフリカランド円140万売りにより利益確保そして増額モード突入 勝率100%維持したもののヒヤヒヤものでした。

南アフリカランド円140万の売りポジションを昨日作成しています。過去記事:南アフリカランド円買いシグナルのころから買い下がっていた140万の買いポジションにやっと利益が乗ってきたので決済せずに両建てにした次第です。ここからは、スワップ金利サヤ取り(異業者両建)として利益を増やしていくことになります。