昨日、豪ドル/円は11月の下値ゾーンであった92.20円レベルを割り込み、一時91.778円まで下げ幅を拡大。引けにかけて92.386円まで戻したものの、実体部が1.251円に達する陰線引けとなりました。
さて本日ですが、
(1)92.20円レベルを割ったので下向き
(2)引値で92.20円レベルを回復したので、下押しは一時的
との見方に分かれるかと思います。
個人的には(1)をメインで見ており、短期的には日足の一目均衡表の雲の下限(本日は91.064円)など91円の節目が試されるのではと見ています。ただ、20日線の傾きがごくわずかな下向きとなっている事から、仮に昨日陰線実体部の1/2戻し(93.012円)を達成するようならば、下げ一巡で94円前半越えリトライも想定されます。
(上記豪ドル/円の外貨ネクストネオのチャート(日足)は12/5の11:25現在)
まず下値は、11/26安値(92.233円)を再び下抜けると、12/4安値(91.778円)がポイントとなります。下値を拡大するようですと、91.457円(26週線)や91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)を試す動きが予想されます。その下の目処は、9/30安値(90.716円)や8/19高値(90.119円)でしょうか。
反対に上値は、93.00-30円ゾーンに複数の目標値があり、その上の52週線(94.077円)も抵抗となっています。突破は容易ではないと見ますが、もし超えることができれば200日線(94.375円)を巡る攻防の行方が注目されます。なお、ダマシが続いている200日線突破について、月足の一目均衡表の転換線(95.903円)突破に持ち込めれば、上昇トレンド入りとの見方が強まりそうです。
○下値目処
92.354円(週足の一目均衡表の雲の下限)
92.233円(11/26安値)
92.059円(バンド下限)
91.778円(12/4安値)
91.457円(26週線)
91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)
91.037円(週足の一目均衡表の基準線)
91.027円(10/8安値)
90.716円(9/30安値)
90.420円(8/28安値86.399円-9/19高値94.440円の1/2下押し)
90.119円(8/19高値)
89.934円(月足の一目均衡表の基準線)
○上値目処
92.898円(日足の一目均衡表の転換線)
92.953円(13週線)
93.012円(12/4陰線実体部の1/2戻し)
93.046円(12日線)
93.103円(6日線)
93.145円(20日線)
93.186円(日足の一目均衡表の基準線)
93.330円(週足の一目均衡表の転換線)
93.682円(日足の一目均衡表の雲の上限)
93.930円(11/20陰線実体部の1/2戻し)
94.018円(12/2高値)
94.076円(52週線)
94.059円(バンド上限)
94.187円(11/18高値)
94.375円(200日線)
94.482円(10/23陰線実体部の1/2戻し)
94.593円(11/20高値)
95.675円(10/22高値)
95.903円(4/11高値105.407円-8/7安値86.399円の値幅19.008円の1/2戻し、月足の一目均衡表の転換線)
※6日線など、特に注のないものは本日時点でのデータです。
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昨日、トレードアイディア的には、93.86円で売り、利食いは92.733円(11/29安値)や92.233円(11/26安値)など様子を見ながら。損切りは52週線(94.089円)のやや上94.20円を越えたら、とお伝えしました。
結果は、戻りらしい戻りもなく、新規の売りが成立せず。±0でした。
さて本日ですが、下値を切り下げたことで、目先は下向きと見ます。よって、前述の93.012円(12/4陰線実体部の1/2戻し)のやや手前92.90円で売り、買い戻しは92.059円(バンド下限)や91.778円(12/4安値)など様子を見ながら。損切りは20日線(930.145円)を越えたら、でしょうか。
※ここでは、スプレッドやスワップについては考慮しないものとします。予めご了承ください。
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