今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

 東京市場のドル/円相場は午後に入って日経平均が失速する値を下げ、欧州市場序盤には101.90円前後で推移しています。今夜これからの展開について、予定されている経済イベントを確認しつつ考えて見ましょう。 12/05(木)21:00☆(英) BOE金融政策発表21:45☆(ユーロ圏) 欧州中銀政策金利発表22:15 (米) ロックハート・アトランタ連銀総裁講演22:30☆(ユーロ圏) ドラギECB総裁、定例記者会見22:30☆(米) 11/30までの週の新規失業保険申請件数22:30☆(米) 第3四半期GDP・改定値24:00 (加) 11月Ivey購買部協会景気指数26:15 (米) フィッシャー・ダラス連銀総裁講演※☆は特に注目の材料  ドル/円相場に直接影響する可能性がありそうなのは米新規失業保険申請件数と米第3四半期国内総生(GDP)・改定値です。ただ、ここ数日、米経済指標に対するドル/円の反応は鈍く、どちらかといえば株価睨みの展開となりそうです。 欧州・英国の金融政策は双方据え置きの見通しですが、欧州についてはドラギECB総裁が記者会見で追加の金融緩和について何らかの言及をするかどうかが注目されます。 
豪ドル/円、材料・チャート両面から売りサイン点灯? ブログ

豪ドル/円、材料・チャート両面から売りサイン点灯?

豪ドル/円は11月に入り92.20円台で下げ渋る展開が続いたが、12月4日に発表された豪第3四半期国内総生産(GDP)が前年比+2.3%と市場予想(同+2.6%)を下回った事や、日米の株価が下落した事から、その後2か月ぶりとなる91.778円まで下落。チャート面からは下値余地の拡大が示唆されています。

また、今月3日の豪準備銀行(RBA)理事会の声明文では前月に続き豪ドル高を強い口調でけん制する記述が見られた事や、米量的緩和の早期縮小観測から米ドル買い・豪ドル売り圧力が掛かりやすくなっている事から、足下の豪ドル/円相場はチャートと材料の両面から売り材料に反応しやすい地合いにあると考えられます。もし昨日安値(91.778円)を下抜けるようならば、短期的には日足の一目均衡表の雲の下限(本日は91.064円)割れを試す機運が高まると予想されます。
今日の豪ドル/円テクニカル見通し ブログ

今日の豪ドル/円テクニカル見通し

昨日、豪ドル/円は11月の下値ゾーンであった92.20円レベルを割り込み、一時91.778円まで下げ幅を拡大。引けにかけて92.386円まで戻したものの、実体部が1.251円に達する陰線引けとなりました。

さて本日ですが、
(1)92.20円レベルを割ったので下向き
(2)引値で92.20円レベルを回復したので、下押しは一時的
との見方に分かれるかと思います。

個人的には(1)をメインで見ており、短期的には日足の一目均衡表の雲の下限(本日は91.064円)など91円の節目が試されるのではと見ています。ただ、20日線の傾きがごくわずかな下向きとなっている事から、仮に昨日陰線実体部の1/2戻し(93.012円)を達成するようならば、下げ一巡で94円前半越えリトライも想定されます。


(上記豪ドル/円の外貨ネクストネオのチャート(日足)は12/5の11:25現在)

まず下値は、11/26安値(92.233円)を再び下抜けると、12/4安値(91.778円)がポイントとなります。下値を拡大するようですと、91.457円(26週線)や91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)を試す動きが予想されます。その下の目処は、9/30安値(90.716円)や8/19高値(90.119円)でしょうか。

反対に上値は、93.00-30円ゾーンに複数の目標値があり、その上の52週線(94.077円)も抵抗となっています。突破は容易ではないと見ますが、もし超えることができれば200日線(94.375円)を巡る攻防の行方が注目されます。なお、ダマシが続いている200日線突破について、月足の一目均衡表の転換線(95.903円)突破に持ち込めれば、上昇トレンド入りとの見方が強まりそうです。

○下値目処
92.354円(週足の一目均衡表の雲の下限)
92.233円(11/26安値)
92.059円(バンド下限)
91.778円(12/4安値)
91.457円(26週線)
91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)
91.037円(週足の一目均衡表の基準線)
91.027円(10/8安値)
90.716円(9/30安値)
90.420円(8/28安値86.399円-9/19高値94.440円の1/2下押し)
90.119円(8/19高値)
89.934円(月足の一目均衡表の基準線)

○上値目処
92.898円(日足の一目均衡表の転換線)
92.953円(13週線)
93.012円(12/4陰線実体部の1/2戻し)
93.046円(12日線)
93.103円(6日線)
93.145円(20日線)
93.186円(日足の一目均衡表の基準線)
93.330円(週足の一目均衡表の転換線)
93.682円(日足の一目均衡表の雲の上限)
93.930円(11/20陰線実体部の1/2戻し)
94.018円(12/2高値)
94.076円(52週線)
94.059円(バンド上限)
94.187円(11/18高値)
94.375円(200日線)
94.482円(10/23陰線実体部の1/2戻し)
94.593円(11/20高値)
95.675円(10/22高値)
95.903円(4/11高値105.407円-8/7安値86.399円の値幅19.008円の1/2戻し、月足の一目均衡表の転換線)
※6日線など、特に注のないものは本日時点でのデータです。

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昨日、トレードアイディア的には、93.86円で売り、利食いは92.733円(11/29安値)や92.233円(11/26安値)など様子を見ながら。損切りは52週線(94.089円)のやや上94.20円を越えたら、とお伝えしました。

結果は、戻りらしい戻りもなく、新規の売りが成立せず。±0でした。

さて本日ですが、下値を切り下げたことで、目先は下向きと見ます。よって、前述の93.012円(12/4陰線実体部の1/2戻し)のやや手前92.90円で売り、買い戻しは92.059円(バンド下限)や91.778円(12/4安値)など様子を見ながら。損切りは20日線(930.145円)を越えたら、でしょうか。

※ここでは、スプレッドやスワップについては考慮しないものとします。予めご了承ください。
※情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
 
ドル円主要テクニカルポイント一覧(12/5) ブログ

ドル円主要テクニカルポイント一覧(12/5)

 

昨日のドル円は、2日続きで上下にヒゲを生やした陰線を描画。下値はそれなりに堅いが戻りは鈍いといった商状であり、どちらかといえば下攻めに脆そうな形に見えます。5日線をすんなり回復できないようだと、目先調整ムードが広がりかねません。昨日安値を割り込むと危険信号になりそうな気がします。 (上図ドル/円・日足は12/5 10:10時点)  ○上値ポイント110.660 2008高値103.739 HBOP(ピボット・ブレイクポイント)103.733 5/22高値(2013年初来高値)103.592 ボリンジャーバンド+2シグマ103.377 12/3高値103.350 R3(ピボット・レジスタンス3)102.960 R2(ピボット・レジスタンス2)102.840 R1(ピボット・レジスタンス1)102.517 5日移動平均  ○下値ポイント101.821 S1(ピボット・サポート1)101.816 12/4安値101.701 S2(ピボット・サポート2)101.312 S3(ピボット・サポート3)100.986 20日移動平均100.922 LBOP(ピボット・ブレイクポイント)99.132  60日移動平均98.494 200日移動平均98.380  ボリンジャーバンド-2シグマ97.611  11/7安値96.557 10/8安値95.807 8/8安値93.787 6/13安値92.564 4/2安値