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追加緩和、相対的に採りやすいのはリスク性資産=門間・前日銀理事

[東京 27日 ロイター] - 今年5月まで日銀理事を務めたみずほ総合研究所の門間一夫エグゼクティブエコノミストは27日、ロイターの取材に応じ、英国の欧州連合(EU)離脱は世界経済の下押しや円高・株安を通じて基調的な物価を押し下げる可能性があるとしつつ、日本は完全雇用にあるうえに、日銀が進める現行の金融緩和の効果は非常に大規模なものだとして、早急に追加緩和を実施することには慎重姿勢を示した。ただ、追加緩和に踏み切る場合はリスク性資産の買い入れ拡充が、相対的に選択しやすいとの見解を示した。
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ドルは101円後半、英EU離脱判明後の落ち着きどころ探る

[東京 27日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の101.77/79円だった。英国の欧州連合(EU)離脱判明後に強まったリスク回避姿勢はやや後退しているが、上値を試すほどの材料はない。102円ちょうどを挟んで落ち着きどころを探している。
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英司法相、次期首相にジョンソン前ロンドン市長を支持=英紙

[ロンドン 25日 ロイター] - 英国民投票で勝利した欧州連合(EU)離脱派のリーダーの1人、ボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、10月までに辞任する意向を示したキャメロン首相の後任候補として、離脱派のゴーブ司法相から支持を取り付けた。英紙サンデー・タイムズが報じた。
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経済対策、今後規模や時期含めて政府部内で検討=世耕官房副長官

[東京 27日 ロイター] - 世耕弘成官房副長官は27日の会見で、英国の欧州連合(EU)離脱による株安・円高に対して政府が経済対策の規模を10兆円にすることを検討しているとの一部報道に関して、実体経済への影響も見ながら「(対策の)規模や時期も含めて政府部内で検討していくことになる」と語った。
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前場の日経平均は反発、ショック安の反動 一時286円高

[東京 27日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比207円22銭高の1万5159円24銭となり、反発した。英国の欧州連合(EU)離脱を受けた前週末のショック安の反動で、内需・ディフェンシブ関連を中心に買い戻しが入った。上昇幅は一時286円となったが、トヨタが2%超安となるなど、外需大型株は軟調。為替がドル安/円高方向に振れたことも重荷となり、前引けにかけては伸び悩んだ。