前場の日経平均は5日ぶり反発、内需系しっかり 売買低調 News

前場の日経平均は5日ぶり反発、内需系しっかり 売買低調

[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比22円49銭高の1万8812円18銭となり、5日ぶりの反発となった。ドル/円が120円台と円高基調が続き、為替が主力株の重しとなったが、小売や食品をはじめとした内需関連や、医薬品などが堅調に推移した。TOPIXは0.27%安と続落した。

消費支出減は季節要因、経済相「消費後押しの条件整いつつある」 News

消費支出減は季節要因、経済相「消費後押しの条件整いつつある」

[東京 25日 ロイター] - 甘利明経済財政担当相は25日の閣議後会見で、実質消費支出が3カ月連続で前年比マイナスとなった背景について「暖冬で季節的なものが売れていない」との見方を示した。有効求人倍率が1992年1月以来の高水準だったことを例に「より高い賃金を求め自発的に離職し、次を探す現象が起きている」と指摘し、消費を後押しする条件は整いつつあるとの認識を示した。

デンソー、20年には運転支援・予防安全の売上1兆円に=社長 News

デンソー、20年には運転支援・予防安全の売上1兆円に=社長

[名古屋 25日 ロイター] - デンソーの有馬浩二社長は会見で、自動車への標準装備が進む運転支援・予防安全分野製品の売上高を、2020年までに2015年3月期に比べ約6割増の1兆円にする計画を明らかにした。引き続き16年も、同分野での技術開発に「相当の投資をしていきたい」と述べた。

ゆうちょ銀の貯金限度額、1300万円への引き上げ妥当=民営化委 News

ゆうちょ銀の貯金限度額、1300万円への引き上げ妥当=民営化委

[東京 25日 ロイター] - 政府の郵政民営化委員会(委員長=増田寛也元総務相)は25日、ゆうちょ銀行の貯金限度額を現行の1000万円から1300万円に、かんぽ生命保険の加入限度額を現行の1300万円から2000万円に引き上げることを妥当とする報告書をまとめた。

米拠点の外国株ファンド、利上げで過去最大の資金流出=リッパー News

米拠点の外国株ファンド、利上げで過去最大の資金流出=リッパー

[ニューヨーク 24日 ロイター] - トムソン・ロイター傘下の投信情報会社リッパーが24日に発表したデータによると、23日までの1週間に、米国で販売されている外国株ファンドから過去最大の100億ドルが流出した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げを受け、投資信託の投資家がリスク縮小に動いた。

消費支出、11月は前年比-2.9% 基調判断「弱い動き」に下方修正 News

消費支出、11月は前年比-2.9% 基調判断「弱い動き」に下方修正

[東京 25日 ロイター] - 総務省が25日発表した11月の家計調査によると、全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の消費支出は27万3268円となり、実質前年比で2.9%減少した。減少は3カ月連続。全国的に気温が高く冬物衣料などの不振が響いたが、季節調整済み前月比も実質2.2%減となり、総務省は基調判断を「弱い動きがみられる」に下方修正した。

消費者物価5カ月ぶりプラス、エネルギー下げ幅縮小で0.1%上昇 News

消費者物価5カ月ぶりプラス、エネルギー下げ幅縮小で0.1%上昇

[東京 25日 ロイター] - 総務省が25日公表した11月の消費者物価指数は、指標となる生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比で0.1%上昇した。市場予想の同ゼロ%を上回り、5カ月ぶりにプラスに転じた。前年と比べてエネルギー価格の下落幅が縮小した上、テレビや宿泊料、食品のプラス幅が拡大した。より基調的な物価の動きを示す食料・エネルギーを除くコアコアCPIも同0.9%上昇し、プラス幅を拡大した。もっとも物価上昇は前年の反動の側面もあり、今後政府・日銀が思い描くような上昇基調をたどるかは不透明だ。

有効求人倍率、11月は23年10カ月ぶり高水準 失業率3.3%に悪化 News

有効求人倍率、11月は23年10カ月ぶり高水準 失業率3.3%に悪化

[東京 25日 ロイター] - 総務省が25日発表した11月の完全失業率(季節調整値)は3.3%となり、10月の3.1%から悪化した。一方、厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で、1992年1月以来、23年10カ月ぶりの高水準となった。