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アングル:トランプ氏が招く環境論争、米国立公園の掘削解禁で

[11日 ロイター] - トランプ次期米大統領は国立公園など連邦政府所有地でのエネルギー開発を解禁する意向を示しており、正式に大統領に就任すれば開発権のリースが急増するとみられる。ただ、環境保護団体などの抵抗は根強く、米国に残された手付かずの自然の扱いを巡って激しい議論が巻き起こりそうだ。
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トランプ氏の記者会見は期待はずれだが、 国境税に注目! 中期ドル買いの好機到来

■トランプ氏の記者会見は期待はずれ… みなさん、こんにちは。
 マーケットの注目を集めていたトランプ次期大統領の会見が日本時間の本日、1月12日(木)早朝に行われました。
 オバマ大統領の最終演説がすばらしいものだったため、トランプ次期大統領の会見にも期待が集まったのですが内容は期待はずれ…。
マーケットの注目を集めていたトランプ次期大統領の記者会見だったが、内容は期待はずれ… (C)Spencer Platt/Getty Images
 CNNを筆頭に米メディアを痛烈に批判、自身が半ば恐喝し誘引した自動車産業の米国生産回帰などを絶賛し、マーケット参加者を驚かせました。
■米大統領就任式前に、米ドル/円は短期的に調整入り 米ドル/円の動きをチェックすると、トランプ氏の記者会見前は期待感から一時、116.87円まで急騰。
 ところが、経済対策に関する言及がなかったこともあり、記者会見後のマーケットは一転して、米ドル売りへ。
 巨大なオプションが位置する115.00円をブレイクし、一時114.25円まで急落しました。
米ドル/円 30分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 30分足)
 来週、1月20日(金)の米大統領就任式前後に調整があるというのがマーケットのコンセンサスですので、その文脈に沿って、米ドル/円は短期的に調整入り。
【参考記事】
●トランプ氏は記者会見で何を語るのか? 米ドル高・金高が同時進行する場合は…!?(1月9日、西原宏一&大橋ひろこ)
■市場で話題の国境税とは? 前述のトランプ次期大統領の記者会見で話題になったのが国境税。
 国境税とは、輸入品に課税し、輸出品に税優遇を与えるというもの。
 共和党が上下院を制したことにより、この国境税の可能性が高まっています。
 国境税は当然、輸入を抑制し、輸出を促進します。国内生産が活発化し、成長率を押し上げ、インフレ圧力を高めます。
 これが米国の利上げ圧力となり、同時に米ドル高を誘引します。
米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
 トランプ次期大統領の会見は、酷評しているメディアが多数。一方、マーケット参加者はこの国境税に関する言及に注目しています。
 それは、国境税が中期の米ドル高トレンドを補強することになるためです。
 ただ、前述のように短期的には、米大統領就任式前後に…
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オピニオン:「悪いトランプ」の変わらぬリスク=安井明彦氏

[東京 12日] - 当選後初となるトランプ次期米大統領の11日の記者会見では、懸念されていた為替問題など、マイナス面の新たな材料は出なかったものの、従来からの過激な政策アイデアや言動が繰り返され、「大統領らしくなる」「穏健になる」期待は完全に裏切られたと、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は指摘する。
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日経平均は反落、トランプ氏の会見受けた円高を嫌気

[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落。注目された米トランプ次期大統領の記者会見で経済政策への言及がなく、円相場が強含み利益確定の売りが広がった。主力株の押し目買いで下げ渋る場面も見られたものの、東京時間での円高進行を嫌気し一段安となった。下げ幅は一時290円を超えた。終値では12月30日以来の安値水準。TOPIXも反落。
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ファーストリテ、16年9―11月期は16.7%営業増益 通期計画は据え置き

[東京 12日 ロイター] - ファーストリテイリングは12日、2016年9―11月期の連結営業利益(IFRS:国際会計基準)が前年比16.7%増の885億円になったと発表した。国内ユニクロの既存店がプラスで推移しているほか、ジーユーを含むグローバルブランド事業も好調に推移している。
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キリン、17年ビール類販売目標は+1.9% 新ジャンルなど復権 

[東京 12日 ロイター] - キリンビール(東京都中野区)は12日、2017年のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)販売目標を前年比1.9%増の1億3670万ケースと発表した。ビールカテゴリーの強化を続けながら、発泡酒・新ジャンルの復権にも取り組み、ビール類市場でのシェアアップを図る。