[東京 9日 ロイター] - 直近での原油価格急落を受け、日銀はインフレ予想と賃上げへの影響を注視している。下落が長期化すれば、消費者物価の下押し圧力となり、物価上昇期待の後退や来年の賃上げ交渉への影響が懸念されるためだ。一方、交易条件の改善に伴う企業の収益増で賃上げ原資が増えるとの見方もあり、原油安の功罪が再び論点に浮上してきた。 参照元:ロイター: トップニュース