東芝「決算は正常化」と社長、メモリー売却の成否明言せず

[東京 10日 ロイター] - 東芝の綱川智社長は10日午後、2016年度決算が固まったことを受けて記者会見した。監査法人PwCあらたが、有価証券報告書の財務諸表について「限定付き適正意見」を表明したことを受け、同社長は「当社の決算は正常化した」と強調した。一方、遅れている半導体メモリー事業の売却について綱川氏は、「(各国の)独禁法(審査)を考えると容易ではない」との認識を示し、狙い通り今年度中に売却を完了できるかどうか明言しなかった。

参照元:ロイター: トップニュース

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