[東京 19日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は19日の会見で、足元で原油価格が大きく下落し、物価への下押し圧力が強まる中、原油安を背景とした追加金融緩和にあらためて距離を置く姿勢を示した。ただ、原油安が背景とはいえ、実際の物価が低迷を続ければ日銀が重視するインフレ期待や来年の賃上げに影響する可能性がある。金融政策は綱渡りの展開が続きそうだ。 参照元:ロイター: トップニュース