アングル:日銀の国債買入枠撤廃、「限界」見透かす市場 円高圧力も

日銀は27日の金融政策決定会合で国債購入の上限を撤廃した。黒田東彦総裁は会見で財政ファイナンスを否定したものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞を受け、経済対策の財源としての国債に増発圧力が高まる中、日銀として国債購入を強化し長期金利の上昇を抑制する意思を鮮明にした格好だ。しかし、日銀をはるかに上回るペースで米連邦準備理事会(FRB)はバランスシートを拡大している。BSの拡大ペースに焦点が当たることで円高圧力が再び強まるリスクが浮上している。

参照元:ロイター: トップニュース

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