焦点:日銀、薄氷の景気判断維持 鍵握る年後半回復シナリオ
2019-03-15
日銀は15日の金融政策決定会合で、足元の輸出・生産の大幅な落ち込みにもかかわらず、年後半に海外経済が持ち直すことを前提に、景気が「緩やかに拡大している」との認識を維持した。ただ、春闘での大手企業の賃上げは前年実績を下回る回答が相次ぎ、内需が力強く持ち上がる「絵」は描けず、4月末会合で公表される「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、経済・物価見通しが一段と下振れる可能性が高まっている。
参照元:ロイター: トップニュース