鉱工業生産、7月は4年ぶりの3カ月連続低下　豪雨や輸出停滞で勢い無く

2018-08-31

経済産業省が３１日発表した７月鉱工業生産指数速報は前月比０．１％低下し、２０１４年６─８月以来およそ４年ぶりに３カ月連続のマイナスとなった。ロイター予測調査の同０．２％上昇も下回った。豪雨被害で物流に支障が出た影響に加え、米欧向け自動車輸出が低調なことや、半導体製造装置の計画下振れ、輸出向け鋼材の弱含みが足を引っ張った。他方で電子部品の生産は依然好調で全体を下支えている。