BNBチェーン、Fermiハードフォーク実施へ。トランザクション確定を高速化

BNBスマートチェーンを対象にハードフォークを実施

BNBチェーン(BNB Chain)が、BNBスマートチェーン(BNB Smart Chain:BSC)メインネットの「フェルミ(Fermi)」アップグレード(ハードフォーク)を2026年1月14日2時30分(UTC、日本時間同日11時30分)に実施予定だ。

今回のフェルミハードフォークは、EVM(イーサリアム仮想マシン)互換のレイヤー1であるBNBスマートチェーンを対象に行われる。BNBスマートチェーンは、BNBチェーンのエコシステム内で分散型金融(DeFi)や分散型アプリケーション(DApps)が稼働する実行レイヤーを担うチェーンだ。

フェルミの実施により、BNBスマートチェーンのブロック間隔は従来の0.75秒から0.45秒へと短縮される。これにより、トランザクションのブロック取り込みまでの待ち時間や、(後述する)最終確定(ファイナリティ)に要する時間の短縮が見込まれる。

本アップグレードに含まれるBEPのうち、ブロック間隔短縮は「BEP-619(Short Block Interval Phase Three:0.45 Seconds)」に基づくもので、ブロック間隔短縮の第3段階にあたる。これまでLorentzで3秒から1.5秒、Maxwellで1.5秒から0.75秒へと段階的に短縮されてきた。

また今回のハードフォークには、トランザクションの最終確定を高速化する「ファストファイナリティ(Fast Finality)」の安定性を高める「BEP-590(Extended Voting Rules for Fast Finality Stability)」も含まれる。ブロック間隔の短縮によりネットワーク遅延の影響が大きくなることを踏まえ、最終確定の堅牢性を高める設計が採用されたとしている。

BNBチェーンによると、ファストファイナリティが正常に機能した場合、トランザクションの最終確定時間は約1.125秒となり、従来の約1.875秒から短縮される見込みだ。

なお、フェルミハードフォーク後もネットワークに参加するためには、メインネットのノード運用者はクライアントをv1.6.4へアップグレードする必要がある。未対応の場合、ハードフォーク後のネットワークに追随できなくなる可能性がある。

 

参考:ギットハブ
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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