DigiFTとクオンタムソリューションズ、RWAトークン化プラットフォーム開発に向けMoU締結

DigiFTとQuantum SolutionsがMoU締結

規制準拠のオンチェーンRWA(現実資産)トークン化・取引プラットフォーム「デジフト(DigiFT)」が、東証スタンダード上場企業クオンタム・ソリューションズ(Quantum Solutions)と、RWAトークン化プラットフォームの共同開発に向けた戦略的提携のMoU締結を10月31日に発表した。

両社はイーサリアム(Ethereum)上で、企業キャッシュフローのトークン化、発行、流通、保管(カストディ)、取引を一環して提供する機関投資家向けソリューション「フロンティア・ファイナンス(Frontier Finance)」を、各国規制に準拠して構築する予定とのこと。また両社は、2026年末までに約5億ドル(約769億円)相当のRWAをトークン化する目標を掲げている。

デジフトは、シンガポール金融管理庁(MAS)から公認市場運営者(RMO)ライセンスおよび資本市場サービス(CMS)ライセンスを取得しているオンチェーンRWAトークン化・取引プラットフォーム。また香港では、同社グループ会社が7月2日に香港証券先物委員会(SFC)からタイプ1(証券取引)およびタイプ4(アドバイザリー業務)のライセンスを取得している。

クオンタムソリューションズは、米国外で2番目かつ日本最大のイーサリアムDAT(デジタル資産トレジャリー)企業だ。同社は、AI(人工知能)インフラ事業およびモバイルゲーム事業を展開している。

10月30日には連結子会社の香港法人GPTパルススタジオ(GPT Pals Studio)を通じ、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)を7日間で2,365ETHを追加取得したと、クオンタムソリューションズは発表した。

また、米資産運用会社アーク・インベスト(ARK Invest)を率いるキャシー・ウッド(Cathie Wood)CEOは10月23日、クオンタム・ソリューションズのDAT戦略を支持しているとXで10月23日に表明した。

参考:デジフトクオンタムソリューションズ
画像:iStocks/LuckyStep48

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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