シバイヌ(SHIB)の経験値システム「カルマポイント」の詳細が判明|ベータ版も提供開始

シバイヌ(SHIB)の経験値システム「カルマポイント」の詳細が判明|ベータ版も提供開始(Shiba Inu (SHIB) Experience System “Karma Points” Details Revealed|Beta Version Now Available)

経験値システム「カルマポイント」の詳細が判明

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連の情報を発信している「The Shib」は2025年4月15日に、最新のウェブマガジンや記事を通じてシバイヌの経験値システムである「カルマポイント」の詳細を報告しました。

Karma Point(カルマポイント)は、シバイヌエコシステムで導入予定の貢献ポイント・経験値システムであり、今月3日にはSHIB関連のレイヤー2「Shibarium」のテストネットでテスト運用を開始、現在はベータ版としての提供が開始されています。

今回公開された一連の記事では、このカルマポイントの詳細が報告されており、具体的には以下のようなものであることが説明されています(以下の内容は現在公開されているカルマポイントの情報を簡潔にまとめたものとなります)。

カルマポイントとは?

カルマポイントは、シバイヌ(SHIB)関連のイーサリアムL2である「Shibarium」上に構築されたオンチェーンの経験値システム。カルマポイントはゲームでよく見られる経験値(XP)のように機能し、ユーザーの様々な行動に対してポイントを付与し、ポイント保有量に応じて特典を付与する仕組みになっている。

カルマポイントは単なる報酬システムではなく、コミュニティ内での前向きな貢献や継続的な活動を可視化・評価するための仕組みとして設計されている。ユーザーの行動はすべてオンチェーンで記録され、透明性が確保されている点も大きな特徴。

このシステムはコミュニティ全体の成長を促すことを目的としており、特定の大口ユーザー(クジラ)だけが有利になるのではなく、誰もが公平に評価されるように工夫された設計となっている。

カルマポイントは将来的にユーザーの「評判」や「信用スコア」としての役割も担う可能性があり、ガバナンス投票や限定機能へのアクセスなど、エコシステム内での影響力にも関わってくる重要な指標になる予定。

この経験値システムは記事執筆時点でベータ版として提供されており、将来的にはより多くの製品やユーザーアクションがカルマポイントに対応するようになる。

カルマポイントの技術的仕組み

カルマポイントはShibarium上で構築されたスマートコントラクトによって運用されており、ユーザーのアクションに応じて自動的に記録・反映される仕組みとなっている。各ユーザーの貢献履歴はオンチェーンに残され、第三者が検証可能な形で保存されるため、高い透明性と信頼性が確保されている。

このシステムは、Web3の基本理念である「自律性・透明性・公平性」を反映しており、ユーザーごとの実績や行動履歴を改ざん不可能な形で管理することで、より公平なエコシステム形成を目指している。

外部の開発者もカルマポイントのシステムを自社のShibariumアプリに統合できる可能性があり、今後は他プロダクトとの連携を正式に受け入れる仕組みも導入される予定。

カルマポイントの獲得方法

カルマポイントは、Shibariumエコシステム内での様々なアクションを通じて獲得することが可能。具体的な獲得方法の例としては以下のようなものが挙げられる(※ポイント獲得方法は今後段階的に拡張・調整される予定であり、将来的には新しいプロジェクトやサービスにも対応していく予定)

  • Shibarium上での取引
    Shibarium上で追跡対象となるSHIBエコシステムトークン(SHIBやBONEなど)を送受信した際にポイントを獲得可能。エコシステム内でのトークン交換や送金も対象となる。
  • ShibaSwapでの活動
    Shibarium上の「ShibaSwap」で流動性追加・流動性ペア作成・トークンスワップ・トークン追加・ステーク検証など主要なアクションを行うと、カルマスコアが増加する。
  • コミュニティへの貢献
    主要な追跡はオンチェーンで行われるが、指定された公式コミュニティチャネルでの積極的な関与(価値あるコンテンツの投稿、建設的な参加)も、チームによって概説された特定のメカニズムを通じて考慮される場合がある。

カルマポイントの確認方法

自分のカルマポイントは、近日公開予定の「Shibariumポータル」や「統合dApp」など関連するプラットフォームに自分のウォレットを接続することによって簡単に確認できる(※アクセス方法はプラットフォームによって若干異なる場合があり、一部プラットフォームでは蓮の花アイコンが表示される予定)。

記事執筆時点ではSHIB関連サイトである「shib.io」でカルマポイントのベータ版が提供されているため、同サイトにウォレットを接続すればそのウォレットが獲得したカルマポイントを確認できる。

shib.ioのカルマポイントページでは「カルマポイント獲得量のランキング」や「過去の獲得履歴」なども確認できるようになっている。

カルマポイントのレベルについて

カルマポイントは単なる数値ではなく、ユーザーごとにレベルの形で可視化される。ポイントの累積によって一定の閾値を超えるとレベルアップし、それに応じて利用できる機能や受けられる特典も段階的に増えていく設計(※ポイント/特典はベータ版後に調整される可能性あり)。

記事執筆時点では以下のようなレベルが設定されている。

  • Pup (10–50 points)
  • Young Mutt (50 – 100 points)
  • Graduated Shiba (100 – 500 points)
  • Shib Apprentice (500 – 1000 points)
  • Aspiring Grandshiba (1000 – 5000 points)
  • GrandShiba (5000 – 10000 points)
  • Dogo Master (10,000+ points)

カルマスコア/レベルに応じてできることは?

カルマレベルはスコアによって決まり、アクセスと影響力に影響する。将来的には以下のような特典が提供される可能性がある。

  • 投票権の強化
    カルマレベルに応じて、Shibariumにおけるガバナンス提案への影響力が増加する可能性がある。
  • 可視性の向上
    カルマが高くなると、公式コミュニティプラットフォームでの可視性が高まる可能性がある。
  • 限定機能へのアクセス
    カルマポイントに基づいて特定の機能・ツール・イベント・参加要件にアクセスできる可能性がある。

カルマポイントのメリット

カルマポイントのシステムがSHIBエコシステム・SHIBコミュニティにもたらすメリットとしては以下のようなものが挙げられる。

  • 貢献に対して報酬を与えることで、エコシステムへの参加・関与が促進される。
  • エコシステム参加者の増加が、エコシステム全体の成長と発展に繋がる。
  • 価値あるコンテンツや協力的な姿勢を奨励​し、ポジティブで影響力のあるコミュニティを促進する。
  • 貢献度の高いユーザーがガバナンス決定でより大きな発言権を持てるようになる。
  • 取引行動がカルマ報酬対象となることで、SHIBエコシステムの流動性と活動性が向上する。
  • SHIBエコシステムにおける長期的・継続的な貢献が評価される。

カルマポイントは、Shibariumエコシステム全体での活用可能性を秘めた大規模なポイントシステムであるため、正式に運用が開始されれば多くのShibarium利用者がその恩恵を受けられるようになり、SHIBエコシステム全体の成長が促進されると期待されます。

過去の報告では、SHIBエコシステムでリリース予定の分散型金融(DeFi)プラットフォーム「Shib Finance」で”カルマに基づく信用・信頼ベースのDeFiサービス”が展開されるとも報告されているため、今後の続報やカルマポイントのさらなる活用などにも注目です。

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source:The Shib
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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