韓国当局が未登録の海外暗号資産取引所に制裁準備、BitMEXやKuCoinなど対象か=報道

韓国当局がBitMEXやKuCoinなど制裁か

韓国金融委員会(FSC)下の金融情報分析院(FIU)が、同機関への登録を行わずにサービスを提供している海外暗号資産(仮想通貨)取引所に対して、制裁措置の準備を進めているようだ。現地メディア「韓国経済新聞」が3月21日に報じた。

報道によると、制裁対象の取引所にビットメックス(BitMEX)、クーコイン(KuCoin)、コインダブリュー(CoinW)、ビットユニックス(Bitunix)、ケーシーイーエックス(KCEX)が挙げられている。

これらの取引所は、韓国において暗号資産サービスプロバイダー(VASP)としての正式な届け出を行わずに、韓国語のウェブサイトを運営し、韓国居住者を対象としたマーケティングやカスタマーサポートを提供していたとされる。

現在、韓国の特定金融情報法(特金法)では、韓国国内で暗号資産の売買仲介や保管、管理などの業務を行うには、FIUへのVASPとしての正式な届け出および受理が必要とのこと。届け出をせずに営業した場合は、違法営業と見なされ、刑事処罰および行政制裁の対象となるという。

なおFIUは2022年8月に、無登録で営業活動を行っていたVASP16社に対し、違法営業の疑いがあるとして規制当局に通告した。

当時、通告の対象となった取引所は、クーコイン、コインダブリュー、MEXC、フィーメックス(Phemex)、XTドットコム(XT.com)、ビットルー(Bitrue)、ZBドットコム(ZB.com)、ビットグローバル(Bitglobal)、コインEX(CoinEX)、AAX、ズームEX(ZoomEX)、ポロニエックス(Poloniex)、BTCEX、BTCC、デジフィネックス(DigiFinex)、パイオネックス(Pionex)だ。

参考:韓国経済新聞
画像:iStock/LuckyStep48

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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