バイナンス、トークン上場に投票システムを導入へ|上場に伴う予算のエアドロップも

バイナンス、トークン上場に投票システムを導入へ|上場に伴う予算のエアドロップも(Binance introduces voting system for token listing with airdrop incentives)

バイナンス、仮想通貨上場に投票システム導入

大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は2025年3月8日に、X(Twitter)を通じて、上場プロセスに新たな機能および変更を加えると発表しました。

大きな変更点の1つが「上場プロセスにおける投票システム」です。バイナンスの発表によると、今後上場に伴う投票システムを導入し、投票結果によって仮想通貨の上場および上場廃止を決定します。

バイナンスは今後、上場のための新しいコミュニティ共同ガバナンスシステムを導入します。

「上場投票」と「上場廃止投票」のメカニズムにより、コミュニティの参加が促進され、上場プロセスにおいてユーザーの発言力が高まります。

投票システムの導入後、バイナンスの利用者は上場を希望するプロジェクトに投票することが可能です。具体的には、バイナンスは市場およびアルファ観測ゾーンからプロジェクトを選択し、投票プールに組み込みます。

その後、投票プールで多くの票を獲得し、デューデリジェンス(企業や事業の詳細な調査)を通過したプロジェクトがバイナンスに上場します。

詳細は明らかになっていませんが、アルファ観測ゾーンに含まれていないプロジェクトについても推薦が可能になる予定です。

また、上場廃止については、モニタリングゾーンに追加されたプロジェクトを対象に、上場廃止を求める投票ができます。

以下のような特徴を持つプロジェクトが、モニタリングゾーンに追加されます。

  • 製品開発の更新が不足している
  • アクティブなコミュニティやチームを持たない
  • 正当な手続きを経ずにトークンを供給している

なお、上場・上場廃止ともに、投票を行うにはマスターアカウントに0.01BNBを保有する必要があることが報告されています。

上場に伴う透明性も確保へ

バイナンスは上場・上場廃止の投票システムの発表と同時に、上場の透明性を確保する方針も明らかにしています。

今後、上場するプロジェクトが上場に伴う予算を確保している場合、上場の発表と同時にその内容を公開し、さまざまな方法でエアドロップする予定となっています。

また、バイナンスは上場に伴って、手数料を請求しない旨を表明しました。

バイナンスは発表に伴って「私たちは、コミュニティとの緊密な連携が、利用者およびプロジェクトチームにとってより大きな価値を生み出すと固く信じています」とコメントしました。

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Souce:バイナンス発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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